ITエンジニア残業ゼロの働き方 〜現場で本当に使えた仕事効率化の法則95

著者 :
  • 技術評論社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297127268

作品紹介・あらすじ

本書は決して残業をやめて楽をしようという本ではありません。

「決められた勤務時間内を全力疾走して成果を出すために勤務時間外はきちんと休む」
「そのために残業をやめよう」

 このようなことを目的とした本です。
 本書では、月100時間のサラリーマンエンジニアだった著者が、年間6か月の残業0と有給消化100%を達成するために試行錯誤した「残業しない働き方」を伝授します。

・残業はなにが問題なのか
・自分の心の壁はどうの乗り越えるのか
・残業をしない状態でどうやって周りの信頼を得るのか
・決められた時間内に成果を出すためにどうするか
・残業しない事で新たに生まれた時間をどの使うか

 これらのことを考え、そして「ITの専門家」として最大限成果を上げるためのノウハウが身につきます。
 日々、残業でくたくたになったエンジニアはもちろん、業務でなかなか成果を出せないエンジニアにもぴったりな1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 良本。残業を減らすことだけでなく、エンジニアとしてどう生きていくかまで書かれている。
    以下気づき
    時間は命だと常に意識する
    15分単位で仕事をする
    ドキュメントを残すという発想を捨てる
    「思いつき」でやる前に、アイデアをたくさん出す
    メールは決まった時間だけ見る
    仕事を邪魔する自分のこだわりを捨てる
    プロジェクト内の次の問題を常に把握し続ける
    Good news is no news.
    No news is bad news.
    Bad news is good news.
    「できない」と言わず代替案を出す
    できるだけルールで問題を解決しない
    「30秒ルール」で関数を書く(一つの画面もあり)
    モジュール化と抽象がを使いこなす
    批判をするなら「人」ではなく「事」に
    広い分野に興味を持つ(深く掘るには幅がいる)

  • 非常に勉強になりました!細かく説明されているのでためになった。

  • II型

  • エンジニア1年目新卒です。

    何も分からない人間には大雑把にですが、成長のための道標になりました。

    特に、ポモドーロテクニック・メールの返信をしすぎない(時間の希少性)・エンジニアは専門知識だけでなく周りの浅く広い知識も必要 の3点はためになりました。

  • やや抽象的であったりありきたりな内容も多いですが、具体的な内容になっている第二章は何かヒントが得られると思います。

  • 2022.10.22 読了

  • 時間内に効率的に作業を終わらせるためのメソッドと、エンジニアとしての心構えについてかかれている。
    恐らく全てのメソッドを実践できる職場環境は中々ないだろう。自分の環境で利用できるものをピックアップして実践してみるのがよさそう

    個人的には、
    ・タスクの優先度の考え方
    ・前日に次の日の計画を立てる
    あたりはやってみようと思った

  • 書名のとおり、ITエンジニア向けの業務効率化について書かれた本。
    書名にITエンジニアとついてあるけど、4章と6章の一部以外はITエンジニアに関係なく参考になると思う。
    こういう業務効率化の本を読むとだいたい、ポモドーロテクニックに書いてある印象。試したことないけど、そんなに違うものなのか。一度は試してみようと思う。
    会社内部で使うドキュメントは安易に作るべきではないとのこと。ソースコードが仕様みたいなもんだしね。そうなってると個人的にはうれしいけど、DB設計書は内部向けだけどあってほしいと思う。
    専門用語に頼らないっていうのは大事だと思う。安易に使ってしまうと、間違った使い方になりかねないだろうし。ただ、用語としてあったほうがシンプルになることはあると思うので、使い分けは難しいと思う。
    Case70の「悪いことを指摘するときは、「良いこと」も同時に伝える」というのは、まさに今の自分が反省しなきゃいけないことだなと思う。新人が入ってきて「ここはこうしたほうがいいよ」というように指摘はするのだけど、「他はよく書けてる」とまでは言えてないという…(実際にそう思ったにも関わらず…)。もっと、褒め上手になりたい。

  • ITエンジニア向けの専門的な話はありましたが、
    仕事の効率化へのアイデアが満載でした。

    自分も参考にしたいという一冊で
    これからの仕事の向き合い方が変われる気がします。

  • すぐには無理でも残業は無くしてきたい!の思いが強かった。
    実現のための取り組みの参考にしたく読書。

    後でまとめるが、とりあえず
    ・雲雨傘のフレームワーク使い勝手良さそう。使ってみる

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著者プロフィール

立命館大学教授

「2024年 『〈学知史〉から近現代を問い直す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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