大人のための離島探訪 ~島の不思議を凸凹地図で体感!

  • 技術評論社 (2025年1月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784297146672

作品紹介・あらすじ

離島はその地理的特性から、独自の文化や風土を育んでおり、比較的アクセスしやすい場所にあっても独特なエキゾチックさを感じられる場合が多い。本書では、遺産、自然、生態など、マニアックな切り口で日本全国からピックアップした89の離島を独自の視点で解説する。今までよく知られていなかった離島の姿を明らかにし、自らの目と足で体感したくなるように、詳細な地形表現を駆使した全島マップ(凸凹地図)を掲載し、必要に応じて徒歩やトレッキング、ポタリング(自転車)で見所を尋ねるルートも提示している。俗化した観光資源ではなく、生態学や人文社会学、地質学的なテーマから島の風土に迫ることを趣旨に、離島が持つ隠れた魅力を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 日本国内の89の離島を6つのカテゴリーと12のテーマに分け、
    陰影段彩図の地形図を添えて紹介する、島巡りガイドブック。
    ・はじめに ・索引図
    第1章 旧跡と遺産 島が語る歴史
    第2章 地質と地形 島の成り立ち
    第3章 生態と文化 島が育む生命
    第4章 食文化 島を味わう
    第5章 暮らしと風土 島を歩く
    第6章 異境との交流 世界と繋がる島
    12のテーマは宗教遺産 産業遺産 伝統的町並み 軍事遺構
    地質と地形 生物と自然 生物と生活 食文化
    みちを歩く 風土を歩く 異境との交流 領土の島々
    コラム有り。・参考文献(書籍・文献等)(Web)
    ・あとがき ・執筆者略歴

    有人島もあれば、無人島もある、様々な離島。
    テーマを中心に、島の歴史や文化、自然や特徴、
    名産物、エピソードなどを簡潔な文章で紹介。
    添えられたカラー写真はピンポイントで。
    特に地形と地質は陰影段彩図の地形図と併せて
    確認できるのが楽しい。
    掲載されている島で行ったことがあるのは8島。
    うち2ヵ所は連続して行って、勾配や地形が違うと感じて
    いましたが、陰影段彩図の地形図で一目瞭然となり、
    なるほどなぁと納得しました。
    また、寒風沢島出身の漂流者が日本人初の世界一周をした
    というエピソードにも注目。本があったら読んでみたいです。

  • 今まで日本の島を紹介する本を何冊か見たが、これは、真上からの高低が茶色と緑で山肌の襞もくっきりと描かれている、という点で臨場感がありおもしろい。この山肌の襞もあらわな地図は凸凹地図(多重光源陰影段彩図)というと巻末にありました。

    島の大まかな位置が小さな地図で示され、標高断面図、面積・周囲キロ・標高・人口、説明文には、地形や植生などの自然環境の説明はもちろん、産業や歴史といった事柄も島に応じて載っている。執筆者を見ると、地質学を修めた人や歴史学を修めた人、さらには国土地理院や測量会社にいた人など多彩。全員が「東京地図研究社」所属。

    「東京地図研究社」ん?と思い巻末を見てみると、1958年創業。地形図をはじめ地図製作のプロフェッショナルとして知識と技術を蓄えてきた。近年は「地図に未来を、未来を地図に」をモットーにGISによる高度な地理空間情報の解析やWebまっぷ作成、地図デザインなど時代に即したサービスをしているらしい。なにより「ブラタモリ」への制作協力をしているとある。

    島の配列が南北とかではなく、「旧跡と遺産」、「地質と地形」、「生態と文化」、「食文化」、「暮らしと風土」、「異境との交流」となっており、特筆する歴史のある島、特産物のある島など、島の特色ごとにまとめてあるのが新鮮。


    東京地図研究社X
    https://x.com/TokyoMap

    2025.2.11初版第1刷 図書館.

  • 日本各地の大小さまざまな離島をいろいろな切り口で解説した本。
    内容は面白いし意外な小島も載っている。そんなところに島があるんだ!とも気付かされる。とても良い本。読むのではなく各離島の地図を見ているだけでも楽しい。だが残念なところが数点ある。

    ・巻頭地図に掲載離島が列挙されていてとても分かりやすいのだが、掲載頁が載っていない。離島それぞれの地図にも隣接島の掲載頁が載っていない。このため隣接する離島を探そうとしても目次でいちいち確認せざるを得ない。本の持ち主が地図へ書き込めば済む事なのだが、改善を願いたい。
    ・地名(港湾名、山名、川名、岬名など、そして島名も)への振り仮名がぜひ欲しい。特に本文中の地名は全ルビにしてほしいほど。「大山」のようなありがちな山名が「おおやま」で本当に良いのかとても悩む。

    これらがわりと残念に思うので星2つ減。

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