3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2020年6月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299001016
作品紹介・あらすじ
『珈琲店タレーランの事件簿』岡崎琢磨、『黒猫王子の喫茶店』高橋由太、『木曜日にはココアを』青山美智子、『チーム・バチスタの栄光』海堂尊ほか、喫茶店の物語を書かせたら天下一品の大人気作家たちが描く25編! ほっこりしたり切なかったり不思議だったり、喫茶店の数だけ物語がある。
感想・レビュー・書評
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短編小説は、好みの作家さん見つけるのに読んでます
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久しぶりは読んだ本
同じ題材でも、作者によって作風はこんなに変わるのかと改めて実感
コーヒー飲みながら読むのに最適 -
作者の異なる25編からなる短編集
各編、5分くらいでしょうか。
正統派、キテレツ派、ひねり派、
作者がこれだけいたら本当にイロイロです。『婚活ドリームチーム』が好きでした -
喫茶店がテーマの、25のショートショート。通勤時やお昼休みのお供にとても丁度よかった。好みはあるけれど、それでも様々な作風を楽しめて満足。色々な喫茶店をハシゴした気分になれた。個人的には、お店やフード描写のしっかりした、ディテールの細かい作品が好きだ。本当にコーヒーの香りが漂ってきそうな。
それにしても、こんな短いページで見事にオチをつけてくるところがさすがだな!宝島社ミステリーをしっかり堪能できました。「銀河喫茶の夜」「ピートの春、その後」「雨の日のモーニング」「鳥籠」がお気に入りです。 -
小説とコーヒー好きの友人へのプレゼントに自分も買ってみた。
1話が短くて時間つぶしには最適。
色んな著者の方の話なので飽きることもなく楽しめた。
個人的には【アットホームじゃない職場】と【睡魔】
どっちも仕事絡みで疲れているのか私…笑
あとは【鳥籠】の雰囲気も好き。
【全裸カフェチャーリー 股間カフェ】がふざけてる(失礼)というかぶっ飛び過ぎていて、この話だけはプレゼントには向かないかな苦笑
コーヒーは普段あまり飲まないけど、落ち着いたカフェでゆっくりしたいなあと思った。
ガチガチのミステリーが好きだからミステリーとしては少し物足りないけど、ほっこりする話や、不思議な感じが残る話が多く楽しめた。 -
短編なのでサクッと読めて、どの話にも喫茶店が出てきてとても読んでいて、ホッコリできる。
喫茶店に行きたくなりました。 -
喫茶店にまつわる短編集。コーヒーを飲みながら読みたい。
お気に入りは『アットホームじゃない職場』『アンコール』
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(2021/9/23読了)
外出先で、気負うことなくゆっくりと読めそうな本をとアンソロジーに。一話三分なので、どのページでも読むのをやめられるし、再開できる。
1950年代生まれの作家さんが一人、年齢未公開が一人、あとは1960,1970,1980年代生まれの作家さんたち。知らない作家さんのほうが多いけど、再読したいと思った人はいませんでした。
心温まるものもあり、ミステリーやサスペンスタッチのものもあり、擬人化、SFチック、さまざまな手法で書かれてる。
ところで、アンソロジーって話の並びはどのように組み立てているのかな?
序盤で心をつかんで、中盤で落ち着いて、終盤で華麗なるフィナーレ?かななんて想像するけど、残念ながらこの本については、かなりの尻すぼみでした。
でもまぁ、言葉は悪いけど、暇つぶしに何もどこにも引っ掛からず読める本でしたね。
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ほんとに3分で読める短編集。この短さでも感動するお話って良いですね。自分の好みがわかって、この人の長編読んでみようかな、とか、新しい出会いがありました。
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好きな作家さんが多かったので。
短くてあっという間でした。
アットホームじゃない職場:ミステリー感は薄いけどこんな職場羨ましい。
珈琲占い:短編くらいのボリュームで読みたい。
朝野と理恵の謎解きカフェごはん:ちょうど本編に当たる3作目を読んだ後だったので、2人の買い物(デート)の途中でこんな裏があったのかと。