ラストスタンド 感染領域 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 宝島社
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本棚登録 : 33
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299007667

作品紹介・あらすじ

『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作『感染領域』続編! 今度は日本の「コメ」が危ない!? スレッドウイルス事件から二年――新種のウイルスの災禍から、世界を救った植物病理学者の安藤仁。帝都大学を去った彼は、星覇大学に新設された生命サイエンス学部の教授に就任していた。そんなある日、安藤は突然、農水省が極秘に進める「ラストスタンド・プロジェクト」のリーダーに抜擢され、“水がなくても育つ奇跡のイネ”の開発に携わることになる。アフリカのサバンナや、中東の砂漠地帯でも栽培できるイネの新種「ラストスタンド」が開発できれば、世界の穀物市場で優位に立つことができる戦略的な商品になるとして、農水省と外務省がタッグを組んで開発を急いでいるという。しかし研究を進める中、安藤は何者かに襲われ負傷。中国の地下組織やアメリカのCIAの影が迫り、中国・アメリカをも巻き込んだ、壮絶な利権争いに安藤は巻き込まれていく……。

感想・レビュー・書評

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  • 感染領域の続編ですが、今回は感染に絡む話ではなく、乾燥地帯で栽培可能な米の開発に関するお話です。そういう意味では帯の「日本の「コメ」が危ない」はちょっと嘘です。
    主人公はどうも流されるままな感じで、物語にどうにも盛り上がりが足りません。研究のお話なので難しいことは書けないのかもしれませんが、なんとなく巻き込まれて、なんとなく開発に成功してる感じで、ちょっと拍子抜けしてしまうお話に感じました。

  • 前作を読んでいれば、もう少し感情移入できたのかもしれないがイマイチ乗り切れなかった。結局は宿敵が毎回最後に登場するシリーズなのか?それは自作を読んで自分で確かめたい。

  • 「このミス」大賞優秀賞を受賞した「感染領域」の続編。
    前作はトマトを枯らしてしまうウイルスとの闘いだったが、今作では水分が無くても育つ、夢の米「ラストスタンド」を巡る陰謀に主人公の植物病理学者・安藤が巻き込まれる様子が描かれる。
    植物病理学者の安藤は、トマトを巡るスレッドウイルス事件後、帝都大学を辞め、新興の星覇大学の新設される生命サイエンス学部の教授になっていた。
    そんな安藤にある日、農水省に所属する後輩の里中により、「ラストスタンド」のプロジェクトのリーダーに任命される。
    農水省と外務省によるプロジェクトと言うが、チームは中国人女性と謎の日系アメリカ人の男性2名のみ。しかも研究室もラボも間借り…疑問を感じながらも、引き受けることにした安藤だったが、何度も命を狙われ、間借りしていた研究室を破壊され、ラボも放火される。
    徐々に「ラストスタンド」を巡る利権争いがあることが明らかになり、CIAや中国の地下組織が出て来るなど、後半になるにつれ、面白さを増すより、話がとっ散らかってしまっていく印象が強い。
    後半になって、前作にも登場した天才バイオハッカー・モモちゃんなどが登場し、若干面白くなってものの、「ラストスタンド」自体のその後については、さらっと流され、前作ほどのインパクトがないのが、残念。
    外務省の一沢の正体もちょっと現実離れし過ぎ…テーマ自体はすごく興味深いのに、その辺がとても勿体ない。

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