合唱 岬洋介の帰還 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 302
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299016751

作品紹介・あらすじ

幼稚園で幼児らを惨殺した直後、自らに覚醒剤を注射した“平成最悪の凶悪犯”仙街不比等。彼の担当検事になった天生は、刑法第39条によって仙街に無罪判決が下ることを恐れ、検事調べで仙街の殺意が立証できないかと苦慮する。しかし、取り調べ中に突如意識を失ってしまい、目を覚ましたとき、目の前には仙街の銃殺死体があった。指紋や硝煙反応が検出され、身に覚えのない殺害容疑で逮捕されてしまう天生。そんな彼を救うため、旧友・岬洋介が地球の裏側から急遽駆けつける。そして悪徳弁護士や熱血刑事、死体好きな法医学者たちと相まみえ……。中山作品の主要人気キャラクターたちが集結する“アベンジャーズ”回! さらに完全保存版の「全中山作品相関図」付き。

感想・レビュー・書評

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  • 殺人鬼として逮捕され、犯行当時は心神喪失状態にあったとして無罪を主張していた犯人が、同じく心神喪失状態に陥った捜査担当検事に殺害される。ここまでの展開では二つの殺人事件の類似性になんの意味があるのか分からず戸惑ってしまった。
    殺人容疑者として逮捕された検事の司法修習生時代の友人であり、今は海外で活躍しているピアニストが登場してからは、謎が次々と解かれてゆく痛快な展開に様変わりするにしたがい、面白くなって一気に読み終えた。

  • 岬洋介にはまった。
    はずだったのに、巻末の人物相関図を見て分かった。
    中山七里にはまったんだ。
    これ見たら全部読まずにいられようか。
    こんなことなら刊行順に読んでおくんだった。
    暫くは中山ワールドの住人になります。

  • 大好物をこれでもか!!と乗せたスペシャル丼のような話。
    中山七里が好きでシリーズを追っていた人たちにとってはたまりませんが、
    これから読み始めたら絶対面白くないと思う(笑)
    贅沢な内輪ネタみたいなものだから。
    真犯人のオチとしてはまあでしょうねって感じなので、
    ミステリーを期待してはいけません。
    ちゃんと時間をかけて検証すればよかったのに、って毎回思う。

    ひたすらに岬洋介がかっこいい。
    読者ですら忘れていた約束を果たしに
    莫大な違約金を払ってまで友のピンチに駆けつける様はまさにヒーロー。
    ピアノを1回も弾いていないのにかっこいい。

    あー面白かった。
    大好きな御子柴が出てきたのでそれだけで星5です。

  • 音楽ミステリー・シリーズのスピンオフ的な感じで楽しく読めた。
    謎解きについては犯人はほぼ分かる設定なので、どの様に結びつけるのかが気になる所だった。
    友人同士の約束事の所が気になるので「もういちどベートーヴェン」をチェックしたいと思った。
    まあ安心のシリーズだ。

  • 6/4▶️6/6

  • いやぁ〜、オールスター勢揃いってことで
    なかなか個性的なメンツが次々出てきたのはそういうことだったのねと
    小生勉強不足で、洋介メインで犬養少々なので・・・
    でも、これをきっかけにそれぞれのシリーズが読みたくなるという
    まさに悪魔的面白さの今作でした。
    まぁ、タイトル的には洋介シリーズですけど今回はチョッと音楽ネタはお休み
    シンプルだけど、やっぱりだけど、スターキャラを存分に味わう
    スペシャルステージでした。
    いやぁ〜、ほんとに面白くて、たまんない感じでしたよ。
    読み終わったあとも余韻で思わずニヤけます。

  • 絶望的な状況からどうやってひっくり返すのかと気になってどんどん読めた。
    これはこの作者さんのシリーズものの登場人物たちが一堂に会することでも話題のようだけど、私はさよならドビュッシーを読んだくらい、、それもうろ覚え。なのでシリーズものを読んでみようと思う

  • Ⅰ Allegro ma non troppo,un poco maestoso
    Ⅱ Molto vivace
    Ⅲ Adagio molto e cantabile - Andante moderato
    Ⅳ Presto - Allegro assai
    Ⅴ 合唱 「おお友よ、このような音ではない」

    天生の危機に帰ってきた洋介。いつにもまして淡々と飄々と事を進めるこの冷静さったら……
    何で 合唱 ? あの話の彼も、この話の彼女もいっぱい出演してて楽しかった ♪

  • さよならドビュッシーが面白すぎて、岬先生を追ってここまで来ましたが、後ろの相関図を見てまさか中山さんの全ての作品が同じ世界線上にあったとは…
    刊行順に読みたかった…
    とはいえ、岬先生を追えただけでも幸せでした。

  • 正直、事件やその解決に至る流れは
    中山作品の中でも凡庸だと思う。

    でも、それを補ってあまりある怒涛のキャラ攻め。
    中山七里流アベンジャーズ。
    中山七里の作品を読み続けてる人へのプレゼント。
    岬洋介と御子柴が同じページの中にいるとか、
    もうそれだけで嬉しい。

    もっと練りに練ったコンゲームだったら
    間違いなく☆五つになってたと思う。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。幅広いジャンルを手がけ、斬新な視点と衝撃的な展開で多くの読者の支持を得ている。

「2021年 『ヒポクラテスの悔恨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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