剣持麗子のワンナイト推理

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  • 宝島社 (2022年4月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784299028587

作品紹介・あらすじ

連続ドラマ化決定!『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『元彼の遺言状』のヒロイン再び!
弁護士・剣持麗子は今夜も徹夜で謎解き――寝不足必至のミステリー短編集

亡くなった町弁のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。
都内の大手法律事務所で忙しく働くかたわら、業務の合間(主に深夜)に一般民事の相談にも乗る羽目になり……。
次々に舞い込む難題を、麗子は朝までに解決できるのか!?

法律相談に運動会(?)に、剣持麗子は今日も眠れない!

第一話 家守の理由
不動産屋の主人が何者かに殺害された。麗子は「武田信玄」と名乗る第一発見者の男に呼び出されるが、男は本名も住所も明かそうとせず……。

第二話 手練手管を使う者は
バーでホストの「信長」が殺された。状況からすると店で寝ていたという「光秀」が怪しいが、彼は無実を訴えて麗子に助けを求めてくる。

第三話 何を思うか胸のうち
事務所の先輩弁護士の急死。しかしその状況は一度倒れてから蘇り、その後再び亡くなったかのような奇妙なものだった。

第四話 お月様のいるところ
認知症を患っているらしいおばあさんを家まで送った麗子は、そこで男の首つり死体を発見する。しかもおばあさんは警察署から忽然と姿を消し……。

第五話 ピースのつなげかた
三隣亡の日に瓦の張替えを行ったA家の近隣で、不幸が相次いでいるという。法律でAさんを訴えられないかという相談に、麗子は頭を抱えるが――。

みんなの感想まとめ

弁護士の剣持麗子が深夜の謎解きに挑む短編集で、複数の事件が連続して描かれています。麗子は忙しい法律事務所での仕事をこなしながら、様々なトラブルに巻き込まれ、時には解決し、時には思わぬ展開を迎えます。新...

感想・レビュー・書評

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  • 事件がいくつか続き、麗子が解決したりしなかったりの連作?のような話。

    新しい登場人物が出てきて、この路線で続いて行ってくれそうな予感。

    何か麗子の印象が変わった感じがするストーリーです。いつの間にか人の頼みを断れない人になっている。でも前からそんな予感はあったかな。

  • 弁護士・剣持麗子が徹夜で謎解き!

    「元彼の遺言状」シリーズは発売されてすぐに読みましたが、短編集はなぜか遠ざけてた(*_*)

    久しぶりの剣持麗子さん。
    日中は法律事務所で仕事、深夜には事件で呼び出されて弁護人の弁護。
    剣持先生ちゃんと寝てください、寝不足すぎます。

    短編なので話が浅いし、登場人物の詳細もかなりナゾですが。笑
    まぁそれが短編集ですね。
    ミステリーなのかミステリーじゃないのか。。

    いいんです、最近よく分からない頭を使う本を読んだばっかりなので。
    これぐらいでいいんです。

    とりあえずは、剣持先生の寝不足報告って感じでした。笑

    といっても、新川帆立さんの本は読みやすくて楽しめます◎

  • えっ!?これの続きはどこですか?
    ここから佳境に向かっていくんじゃないの?
    え?終わり?
    そんなぁー。

    とりあえずね、今回も脳内では綾瀬はるかのドラマのキャスト陣で展開されました。
    読みやすくて気楽に読めるよね。人は死ぬけど。

  • 「元彼の遺言状」ドラマ化決定記念のスピンオフ的連作短編集、と思って読んだのだが、最後まで読むとどうもそれだけではなさそうなんだな…

    弁護士・剣持麗子シリーズをしばらく続けるつもりなのかな?
    少なくともこの短編集の続編は出るんだろうな。

    と思ってたら、来週放送のドラマ第3話でこの短編集の重要人物クロウシマスヤが登場。ほう。


    ちなみに深夜に謎解きするから「ワンナイト推理」なのだそうだ。確かに働き詰めの剣持麗子は、どの短編でも睡眠時間を削って謎解きをしている。

    お疲れさん。

  • 『元彼の遺言状』、『倒産続きの彼女』に続く第三弾。剣持麗子ちゃんが、寝る間も惜しんで推理しちゃう連作短編集。なんといっても、ワンナイトですから、ワンナイトで一応の推理が完成しますが・・・。
    今回は麗子ちゃんの新バディこと
    黒丑益也(くろうしますや)が、銀髪のホストで
    依頼人として登場し、なんだか怪しすぎるんだけど、雑用を任せるスタッフとして雇うことに。

    5編が少しずつ絡んではいくものの、いかんせんワンナイトかつ、推理なもんで、スッキリ度はそこそこです。しかも大切な黒丑くんの背景もボンヤリで続編に残したんだろうか?

    剣持麗子が前作よりも、唯我独尊的な振る舞いが減って、単に忙しい弁護士に見えてしまったのが残念。もう少し激しさエピソードがないと、ギャップ萌えがなく、単にいい人になっちゃって。

    逆に初登場の刑事、橘五郎のうざキャラが目立ちすぎ! 橘刑事の良いオチストーリーがあればですがそこには触れずで、共感はあまりできず。

    『今日もまた新しい一日がはじまる』で毎話終わるスタイルは、ワンナイトとして良かったかな。

    次回作あれば期待したい、と思わずにいられない読後感でした。

  • 剣持麗子シリーズ第3弾
    シリーズ通して面白かったです。

    単体としては、前作と比べるとやや劣るかなぁと思いますが、総じて言えば面白いシリーズでした。新川帆立さんの本は、これからも読み続けようと思います。

  • というわけでシリーズの三はまたもや手を変え品を変えの連作短篇です

    これもなかなか面白かったです

    そしてなんか帆立っち(急に馴れ馴れしい)ものすごい成長曲線を描いてる気がするの私だけだろうか?
    次々課題をクリアして小説家レベルをガンガン上げてる勇者ですまるで
    小説家RPGをプレイする女、新川帆立、そんな感じ
    本格ミステリーも行けるんじゃないでしょうか

    そしてまだまだ世界が広がりそうな登場人物たちと終わり方

    ずっと追い続けたいシリーズになりましたよ

  • 短編集で読みやすいのだが、何かスッキリ感が無い。犯人や事件の経緯が風変わりな橘刑事と剣持弁護士の間で、一旦は解決したように見えて二転三転する。その原因は借金の形に取ったバイトの黒丑。
    彼の不審な行動で、次々と暗い陰を落として行く。
    最後も「これで終わりなの」と思ってしまった。次回作もあるということだろうか?

  • サクッと読めるけど、ちょっと不完全燃焼。
    全部解決してスッキリではないので、モヤモヤが残る。まだ続きがあるってことなのかな?
    剣持麗子がどんどんお金にならない事件に巻き込まれてしかも放って置けずに結局徹夜になってしまうお話。口は悪いままだけどキャラクターの成長が微笑ましい。次回に期待

  • 帆立さん3冊目。紺色の表紙で、ピンクのスーツジャケットを羽織りながら「忙しいのよ!私」と言っているように見える。

    それにしてもペースが早い。今月末には、6冊目出版予定だ。

    今回は5話の連作短編で成っている。
    主人公は「元彼の遺言状」の剣持麗子だ。相変わらず、高飛車ぶりは健在!優しさは麗子の場合、本人の内側で醸し出しているようで、表向きは仕事顔。
    でも麗子にも彼がいる・・・・・!


    ワンナイト推理、というのは亡くなった村山弁護士事務所の業務を麗子はプライドからか、それとも優しさが芽を出したのか、引き次いでしまった。
    だが、蓋を開けると民事、刑事と面倒な案件ばかりだった。

    ある時、警察から村山のガラケーに電話がある。麗子はガラケーなど預からなければ良かった、と思う羽目になる。
    ホストの黒丑、というフルネームの変わった名前の男が、村山を呼んでいると言う。仕方なく代わりに麗子が出向くのだが「容疑者にされている」と言う。
    もう夜遅い。
    ここでワンナイト推理なのだ。

    この本に出てくる話は、すべて夜に起きている。そして、麗子は昼間従来の仕事をして、夜に村山から引き継いだ業務を行う。
    まったく!本を読む限りでは
    「麗子!寝ろ!ブッ倒れるゾ!」と言ってやりたくなる。

    ホストの黒丑、こいつが後にどんな奴かが判る。考えると可哀想な奴かな?とも思ってしまう。

    帆立さん、すごいデスねぇ。
    ここまで読んだのだから、6冊目までは読もう。いや読んでやる!アハハハ

    2022、8、12 読了

  • 2024/02/09読了
    #新川帆立作品

    剣持麗子シリーズ短編集5話。
    元々テンポが良く読みやすい作家なので
    短編にすると軽さが増して
    物足りない感がすごく出る。
    面白いのは面白いけど。

  • いろんな細々とした事件が全て黒丑というホストに出会った時から始まっており、手数料詐欺?という隙間産業のような法律擦れ擦れで法律を犯さないという事件だった。最後は黒丑の背後にかある組織と、父親との確執という謎を残して気になる形で終わっていたが、内容はどれもよく出来ていて飽きなかった。

  • 弁護士って、かっこいいなぁーー!
    この人の書く女性がリアルで強そう。ペンは剣よりも強しを体現してるけど、めっちゃ体力あるなぁー。
    法人弁護と町弁の収入の違いもなんだかよくわかるなぁ。
    軽ーい気持ちでさくさく読めるので、テンポが良かった。あと、剣持麗子のキャラクターがすごい魅力的。AI三神さんもかなりステキ。おっさん連中に、女性が苗字で呼び合ってたら仲悪いと噂される説、めっっっちゃあるある。ほんまに普通な仲ってだけなんよなぁ、、。

  •  『元彼の遺言状』シリーズ第三弾は、連作短編集で五話構成です。

     読む前の正直な気持ちは、ちょっとがっかりでした。長編で出版されると思っていたから…。でもこの作品を見つけて迷わず買ってしまった。

     主人公剣持麗子は敏腕高飛車弁護士のレッテル通り、この作品の中でも“私はお金にならない仕事はしない主義”なのと豪語する。

     デビュー作の『元彼の…』に登場した故村山弁護士の事務所を引き継ぐことになり、ただでさえ忙しいのに輪をかけて案件に忙殺され寝不足が続いている。

     短編集なので、あらすじは割愛させて頂きます。

    しかし、一話完結でないのは世に出るミステリ小説の常で、これもその類なのかと思っていた。
     ががが、然に非ず!びっくりした。おもしろい!

     次回作の出版を匂わせる余韻が残った。

     あなたはいったい誰!読書は楽しい。

  • 麗子さんの短編連作集。ワンナイトの徹夜で1話が終わり、最終章で…、という感じです。
    橘さんは憎めないキャラですね。麗子さんの睡眠不足と働き過ぎが心配です。
    文章は読みやすいが、私には最終章のインパクトがなかった。続編に続くのかなー?

  •  貧乏クジを引くことが多い剣持麗子が身に降りかかる事件を一夜にして解決に導く連作短編ライトミステリー。シリーズ3作目。
              ◇
     『元彼の遺言状』事件後は、故村山弁護士関連の金にならない個人案件が次々と舞い込んできて、麗子はワーカホリック状態になっていた。

     ある夜のこと。警察から麗子に電話が入った。殺人事件の重要参考人が、弁護士として村山を指名していると言う。
     やむなく麗子が駆けつけてみると、参考人は売れないホストで、名を黒丑益也という21歳の若者だった。

     この事件を皮切りに奇妙な事件が次々と麗子に降りかかるのだが、そのすべてになぜか黒丑が微妙に関わっていた。
        ( 第1話「家守の理由」) 全5話。

          * * * * *

     2話目から黒丑が麗子の助手としてバイトすることになったので、異色コンビによる超軽い謎解きミステリーかと思って読み進めました。

     確かに麗子はワンナイト推理で事件の謎解きをしていくのですが、どうもすっきりしない。
     助手であるはずの黒丑が麗子のそばにおらず、事件に微妙な関わり方をしているからです。

     最終話で黒丑の正体がある程度は明かされますが、秘められた部分はまだまだあるようなエンディングで実に気になります。

     また、魅力的な登場人物が2人出てきたのもうれしいし気になるところです。

     1人目が新宿署警部補の橘五郎です。コミック・リリーフとして登場するのだけれど、なかなか頭も切れる人物のようで、「捜査本部潰し」の異名 ( 自称? )はダテじゃない。
     2人目が弁護士仲間の三神愛。AI三神と呼ばれるしゃべり方をする女性で、感情がすぐ表に出る麗子とは対照的。アンドロイドを無理に微笑ませたような笑顔もご愛敬です。

     どちらもキャラが立っており、今後の登場シーンにも期待してしまいます。

     さすがにエンタメ作家の新川さんで、本作自体が次作のプロローグになっているようです。
     役者も揃って、このあとに起こるエピソードを描いた『倒産続きの彼女』も含めシリーズを読む楽しみが増しました。

  • 前前作「元彼の遺言状」で引き継いだ弁護士事務所の町弁としてさまざまな事件に巻き込まれていく剣持麗子さんを描く短編集!

    前作までは違う剣持麗子さんが頭に浮かんでいたのに月9を観てから剣持麗子さんが完全に綾瀬はるかに変わってて元の剣持麗子さんってどんな感じで浮かんでたかわからんようになってた。

    今作が月9の主となるエピソードになっていきそうやなぁ〜1作目の「元彼の遺言状」は完全にプロローグ的なポジションとして爆速2話で終わってしまったけどこれからしっかり面白くなっていきそうやわ

    主人公が綾瀬はるか並みに輝いてる  ★★★★★
    一話一話しっかり楽しめる短編集   ★★★★★
    テンポ良く読めるスピード感     ★★★★★

  • 『元彼の遺言状』新川帆立さん シリーズ第3作刊行 作品ごとに主人公 働く女性の群像劇を:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/175062?rct=book

    元彼の遺言状|新川 帆立|宝島社
    https://tkj.jp/campaign/motokare/

    剣持麗子のワンナイト推理│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
    https://tkj.jp/book/?cd=TD028587&path=&s1=

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      【書評】『剣持麗子のワンナイト推理』新川帆立著 勝ち気ヒロイン 新趣向で - イザ!
      https://www.iza.ne.jp/artic...
      【書評】『剣持麗子のワンナイト推理』新川帆立著 勝ち気ヒロイン 新趣向で - イザ!
      https://www.iza.ne.jp/article/20220522-VPL2YJ3FYVI6PHBM5VEH6MR6ZI/
      2022/05/22
  • 剣持麗子シリーズの第3弾ですが、真ん中の『倒産続きの彼女』を飛ばして読んでしまいました。
    でも途中で話がわからなくなるわけでもなく、また短編集ということもあってか、サクサク読めました。
    ラストがいかにも続きがあるような感じだったので続編があるならぜひ読みたいと思ったのですが、まだ出てないようなんですね。

  • 弁護士剣持麗子,徹夜で謎解き。
    1・2話連作。不動産屋・ホスト殺人事件。
    3話法律事務所運動会。窒息死。
    4話認知症老婆を送り首吊死体発見。
    5話三隣亡の呪いと事件。

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著者プロフィール

一九九一年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第十九回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、二〇二一年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『剣持麗子のワンナイト推理』『競争の番人』『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』などがある。

「2023年 『帆立の詫び状 てんやわんや編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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