驚愕の1行で終わる 3分間ミステリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 宝島社
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本棚登録 : 282
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299053671

作品紹介・あらすじ

『このミステリーがすごい!』大賞
出身作家36名が競演!

3分で仰天するショート・ミステリー集

なるほど!
まさか、そんな!?

ラスト1行で世界が一変・納得・すっきり!!

(あらすじ)
ドラマ「主婦たちの完全犯罪」に触発され企てた殺人計画は、誰にもバレないはずだったが…… (倉井眉介「味方のいない完全犯罪」)。
田中が死ぬたびにタイムリープが発生!? 果たして俺はこのループから抜け出せるか (三日市零「田中突然死回避計画」)。
その他、誰も出した覚えのない特許使用許可の謎や、互いに相手を出し抜こうとする双子の姉妹の話など、ショート・ミステリー全36編収録。

感想・レビュー・書評

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  • 2024年4月宝島文庫刊。第15〜22回のこのミス大賞作家36名の書き下ろし。シリーズ1作目。多彩なメンバーによる多彩な話で、楽しめるものもあったし、そうでないものもあった。同時刊行の驚愕の1行で始まるが2作目だそうだが、どうもそちらのほうがレベルが高いように思います。

  • 『このミステリーがすごい!』大賞出身作家36名による超ショート・ストーリー集。

    同日発売された『衝撃の1行で始まる』と対の本作『驚愕の1行で終わる』も全作書き下ろし。

    やはりミステリーは最後に驚かされる方が好み。

    1話当たり5~6頁、少ない頁数の中に濃いドラマがあって、ラスト一行で景色が一変する。

    印象に残ったのは
    「イビキ/小西マサテル」
    「注文の呪い/浅瀬明」
    「湯治/朝永理人」
    「マグ・メル/久真瀬敏也」
    「あなたの小説、面白かったよ/貴戸湊太」
    「新月に願いを/宮ケ瀬水」
    「盲目的な恋/秋尾秋」
    「ルーティン/越尾圭」

  • サクサク読める。最後の一行を予想しながら読み進めるとより楽しめる。オチがわかったのと予想が外れたのは半々くらいか。この分量でもしっかり起承転結するのはさすが一流作家

  • 短編で気に入った文体の作家さんを発掘するのが好きなんですが、さすがに短すぎて特徴を掴むのは難しかったかな…。
    ガッツリ没入というよりは、ちょっとした隙間時間にサラッと読むタイプの小説ですかね。

  • 面白かった
    短編集で、それぞれもとても短いので 一冊で沢山のストーリーが読めた。
    ぉぉ〜と思うものもあり、サクサク読めて楽しかった。

  • 隙間時間にちょうど良い感じだった!
    桐山徹也さんの「廃病院」が一番好き。

  • ラスト1行でどんでん返しというよりは、なんかおかしいぞと思ってたことがラスト1行に集約されてるタイプの短編集。戻って読み直す作品が多かった。

  • 4、5ページで読み終わる短編ミステリーだから、すごく読みやすかった。
    けど、短いからこそ「え、どういうこと?」ってなる話も結構あった。
    個人的に好きだった話は「ルーティン」と「廃病院」。
    そう来たか!というラストで面白かった。

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