バスカヴィル館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 宝島社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299059444

作品紹介・あらすじ

森の奥に立つ洋館で、コナン・ドイルやアガサ・クリスティらミステリーの巨匠の作品になぞらえた連続殺人が発生。館の招待客らは犯人捜しを始める。だがそれは「探偵」役のために開催された、実際に殺人が行われる推理ゲームだった。参加者の凛子は生き残るため、「探偵」に謎を解かせようとするが……。先が読めない多層ミステリー! 犯人・探偵・真犯人・黒幕――あなたはどこまで当てられる?

感想・レビュー・書評

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  • 早くも今年No.1候補の作品に出会ってしまいました
    先の展開が全く予想つかず、早く真相を知りたくて一気に読みました
    面白かった!
    素晴らしい!

  •  実際に殺人を起こす推理劇『殺人遊戯』シリーズの続編で、本作は『バスカヴィル家の犬』をモチーフにした館で『Xの悲劇』『黒死荘の殺人』『ナイルに死す』という海外の古典的名作に因んだリアル推理ゲームの犯人役の視点と舞台側の視点で描かれ、それぞれの心情や推理、作中の仕掛けと思わぬ真相に驚かされる形で一気読みだった。

  • 探偵遊戯シリーズ第2弾。
    前作とのつながりが多いので、前作は必読。

    今回もメインパートである凛子の謎解きと、サブパートの運営側(袋小路)のバタバタのバランスがちょうどいい。
    前作よりコメディ感が弱くシリアスが強い気もするが、それでもシリーズとしては十分。
    できれば第3弾も期待したい。

  • 「奇岩館の殺人」が面白かったので購入。
    様々な人の思惑が入り乱れていて、真相がわかった上で再度読み返すと面白い。個人的には前作より好き。
    読者の立場は完全に運営側。ライターだった彼から犯人を演じた彼女へのメッセージで物語が終わるのがよかった。

  • ラストあんなに暖かなどんでん返しがあるとは!
    期待以上に楽しませて貰えました。

  • 「探偵遊戯」第二弾。キャストとして探偵遊戯に参加しなければいけなくなった凛子。裏方サイドでは、管理職的な袋小路が、探偵遊戯を破綻させないために翻弄…

    本当に死ぬ必要さえなければ、これはリアルマダミス&人狼のようで面白い。

  • 前作で期待度高まりすぎてた

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