BARゴーストの地縛霊探偵 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

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  • 宝島社 (2024年10月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784299060884

作品紹介・あらすじ

幽霊が出ると噂され「バー・ゴースト」と呼ばれる、とある新宿のバー。ある日、一人の老人が来店し、噂の原因となった足音の謎を解き明かすが……直後に脳梗塞で倒れ、そのまま彼が本物の、バーの地縛霊になってしまった!? 霊体が見える常連客の「ぼく」が観察していると、老人の霊はバーで起きる事件の謎を、泥酔した客に憑依して次々と解決していく。突如バーに現れた異色の名探偵は、無事に成仏できるのか。

みんなの感想まとめ

幽霊が出現するバーを舞台にした連作短編集で、地縛霊となった探偵役の老人が、酔いつぶれた客に憑依して次々と謎を解決していくユニークなストーリーが展開されます。常連客たちの個性的なキャラクターや、彼らが繰...

感想・レビュー・書評

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  • BARコーストに集まる常連客達が、いろいろな謎にあーでもないこーでもないと益体の推理を披露しあい、最後を幽霊になったおじいさんが解決に導く(おじいさんは酔いつぶれた人などに一時的に憑依する)という展開の連作短編集。
    幽霊話ではあるものの怖さはありません。会話は蘊蓄やオタクなネタも多く楽しいです。仕掛けやパロディも多く、ミステリーや映画好きならより楽しめる作品だと思います。

  • 紙鑑定士シリーズの著者だったので読んでみました。
    探偵役の老人が1話目で倒れてしまいそのまま帰らぬ人に。地縛霊となり、BARコーストに居座って、次々運ばれてくる謎に対し泥酔者に憑依して解き明かすという、新しい探偵さんでした。
    蘊蓄が多く時々眠たくなりましたが、後半に向けて伏線が回収されたり、叙述トリックがみられたりと楽しませてくれました。

  • 新宿にあるバーを舞台に地縛霊になった老人が謎解きをする連作短編集!バーの常連客のキャラが立っていて面白く主人公の状態が最初から「おやっ?」という感じで楽しく読み進めました…伏線も回収されていて最後もスッキリした気分で読み終えました!

  • 2024年10月宝島社文庫刊。BOOZE 01:詐欺、BOOZE 02:人間消失、BOOZE 03:定義、BOOZE 04:君の名は、BOOZE 05:アリバイ、BOOZE 06:ダイイングメッセージ、LAST BOOZE、の7つの連作短編とあとがきで構成。地縛霊探偵という設定が楽しい。凄い蘊蓄の会話、推理がたくさん出てくるのが面白い。ラストのどんでん返し的な展開も良い。歌田さんは追いかけてみたい作家さんのひとりになりました。

  • ふと隅の席の老人の幽霊に目をやると、

    相変わらずニヤニヤ笑っていたーーーーー。
         
          
    以前から読んでいた『紙鑑定士シリーズ』の著者、歌田年氏の新作。
    紙鑑定士シリーズでは、紙に関する蘊蓄を散りばめたミステリーだったので、本作はどんなテイストかと楽しみにしてました。

    やはり、歌田年氏は基本的には蘊蓄スタイルなミステリーがお好きなのか、往年の名作のオマージュを沢山盛り込んで、且つ出版業界ネタや校閲に纏わる誤植ネタなども織り交ぜた連作短編集となっていました。

    好みは分かれる作家さんかなーと思いますが、ボクは歌田年氏の蘊蓄スタイル結構好きなんですよね。
    知らない世界を教えてくれる、好奇心もくすぐってくれる作家さんだなーと思っているので。

    本作が出たばかりなので、次回作はまだ未定でしょうけど、楽しみにしてようっと。





    幽霊が出ると噂され「バー・ゴースト」と呼ばれる、とある新宿のバー。

    ある日、一人の老人が来店し、噂の原因となった足音の謎を解き明かすが……

    直後に脳梗塞で倒れ、そのまま彼が本物の、バーの地縛霊になってしまった!?

    霊体が見える常連客の「ぼく」が観察していると、老人の霊はバーで起きる事件の謎を、泥酔した客に憑依して次々と解決していく。

    突如バーに現れた異色の名探偵は、無事に成仏できるのか。

  • これはネタバレ厳禁作品になると思うので素直に感想が書けませんが面白かったです!とは言えます。

    とあるBARでお客さんが倒れ地縛霊として現れ、そのBARに持ち込まれる謎を解くコージーミステリー。連作短編でコージーミステリーなので気軽に楽しめるからミステリーあんまり読まないなっていう人でも楽しめます。

    うー、何も書けない( ¯⌓¯ )

  • バーの常連が集まって、他愛もない会話で楽しくくつろぐ中で起こるちょっとした謎を、幽霊の力も借りて解き明かしていくという展開。
    (事件という意味において)人が死なない日常ミステリー。
    登場人物のキャラ設定がいまいちハマらなかったのか、あるいは少々マニアックな会話の展開が多いからか、前半は正直そこまで…といった感じ。
    ただ後半「実は…」という設定が明かされてからの展開はよく、読後感は良好。

  • 各界隈のクリエイター等が集うBARで身近な謎解きを行う短編連作。
    謎を解くのがこの店で倒れて亡くなった老人、というのが変わってる。
    語り部の謎にも最後まで翻弄されて、面白かったです。

    作家や劇画家、映画評論家、大使館務め、進学塾講師、銀座OL、大学生バーテンダー卵など、常連客のオタク的蘊蓄も盛り沢山で楽しめました。
    時事ネタも多いし、実在の地名や店舗、人物も沢山出てきて、そこも面白い。

    語り部の謎は当たらずとも遠からず、ではあったけど、二転三転引っ掛けられた。

  • 新宿のバー·コーストには幽霊が出るという噂があり、バー·ゴーストと呼ばれている。ある日、一人の老人が店を訪れ、噂の元である靴音の謎を解き明か、直後に脳梗塞を起こし、救急搬送されたが亡くなってしまう。そして彼こそがバーの地縛霊になってしまったのである。その後は、客が持ち込む謎を酔い潰れたり眠ったりしている人に憑依して解き明かすようになる。それを語るのは常連客の僕。僕は誰なんだろうとずっと不思議だったのだが、最後の章で明らかにされて腑に落ちた。個人的には日本語の乱れに憤る三章目がすっきりして好きである。

  • 新宿西口のバー「コースト」での常連客たちの会話によって話が進む。小説や映画や日本語などの知識がどんどん出てくるため元ネタを知っていたり、共感できるとより楽しめそう。
    登場人物が多くて、最後まで誰だか覚えられなかった人もいたけど問題なかった。
    語り部自身も幽霊だったというオチは、ネタバラシの少し手前で気がついた!おじいさんを幽霊にするというのはいいミスリードだけど、タイトルにもなってるゴーストとしては影が薄かったのでやっぱりね、という感じも。

  • 常連たちが「〇〇といえば」で話を続けていく感じが好き。

  • 本や映画のことが所々あって、それらを知ってたらもっと楽しめるんだろうなー
    でも あんまりその内容を書かないで欲しい
    はっきりとは書いてないけど、『夏の扉』は特に読みたかった本なのでちょっとがっかりしちゃった

  • ミステリーが読みたくて読んだのでちょっと期待外れだった。どちらかというと映画ファン向けのコア小説って感じ。

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