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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784299061072
作品紹介・あらすじ
アメリカの大統領選が盛り上がりを見せています。カマラ・ハリスが民主党候補になったことで、大統領選の構図は、まさにアメリカの分断を象徴する形となりました。そして、10月4日に映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が公開されます。アメリカの19州が独立戦争を起こす内戦を描いた映画です。まさにアメリカの分断を象徴する映画です。本書は、アメリカの分断をテーマにした新書です。
感想・レビュー・書評
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マイクロターゲティングで個々の有権者の動向を徹底的に洗い出す。例えば、ある人が、これまての5回の大統領選挙で1回も投票した事がなければ、その人のところへは戸別訪問する事はない。ある人が、1回は選挙に行った事があって、それも自政党へ投票していれば、そこをターゲットに戸別訪問する。その人が投票に行って、自政党へいれたかどうかは、一部の郡では選挙を管理する側が投票結果まで見せてくれるところからわかる.そもそも聞き込みを入れるとわかってしまう。これに加え、ネットの書き込みとか、ブローカーから売られているクレジットカードのデータとか、それらを分析していくと、かなり精度の高い人物像がわかる。そして、その人をターゲットに人海戦術でボランティアを送り自政党への投票を促す.ハイテクを使ったドブ板選挙。その結果が例えば、無理やり選挙に連れて行くためにポピュリズム的な政策をアピールする。そして、トランプというポピュリストを生み出した。
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2期目を目指す共和党トランプと民主党カマラハリスが戦う大統領選直前の模様です。
共和党はキリスト教福音派などの保守的な白人に人気。
民主党は労働組合員やヒスパニック、黒人等のマイノリティに人気。
トランプ氏が勝利して関税で外国を振り回している今、米国内の様子まで気にしている余裕は正直ありません。
また「シビルウォーアメリカ最後の日」という映画が紹介されていましたが、タイトル以外褒める所がない駄作です。 -
2025年、19冊目です。
著者プロフィール
前嶋和弘の作品
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