連続殺人鬼カエル男 完結編

  • 宝島社 (2024年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784299061188

作品紹介・あらすじ

40万部突破の大人気シリーズ!

「心神喪失者の行為は罰しない」
刑法第39条vs連続殺人鬼 
救うべきは誰か。

凄惨な殺害方法と、稚拙な犯行声明文で世間を震撼させた「カエル男連続猟奇連続殺人事件」。事件のキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、行方知れずのままだった──。
その頃、精神疾患を抱える殺人犯を無罪にした人権派弁護士が何者かに殺害される事件が発生。遺体のそばには、あの稚拙な犯行声明文が残されていた。捜査一課の渡瀬と古手川はカエル男の犯行を視野に入れて捜査を進めるも人権派弁護士の殺害は続く。これまでと異なる動きを見せるカエル男に翻弄される渡瀬は、ある人物からひとつの提案を受け……。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

凄惨な殺人事件を背景に、心の葛藤や人権問題が深く描かれた本作は、読者を一気に引き込む魅力を持っています。特に、連続殺人鬼カエル男とそのキーマンである有働さゆりの関係性が、物語の核心を成し、緊張感を高め...

感想・レビュー・書評

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  • ついに完結。面白かった。

    さゆりとカエル男の葛藤が垣間見えて読み応えがあった。

    でも驚いたのが本の最後に書いてあった『本作は四部作となっており』。ん?四部作?三部作では?
    よく見ると「カエル男」→「カエル男ふたたび」→「嗤う淑女ふたり」→本作 と書いてある。
    「嗤う淑女ふたり」?前に読んだけど、これカエル男の三作目だったの?

    • fufufuyokoさん
      いいねをありがとうございます。↑知らなかったです。完結編を読む前に読まなくちゃ
      いいねをありがとうございます。↑知らなかったです。完結編を読む前に読まなくちゃ
      2025/06/05
  • これで、一旦、祭り終了!
    図書館の予約がまだ!

    最後にグロいし、痛いやつ〜!
    カエル男完結編!!!


    きょう、かえるをつかまえたよ。
    とびはねるのがはやくて、つかまえるのがとてもむずかしかった。
    じてんしゃとどっちがはやいのかな。じてんしゃにくくりつけてきょうそうしてみよう。

    ハイ!トラックと綱引き!
    うわっ!いきなり痛い〜!
    生きたまま、トラックに繋がれて、引き摺られて…ゲロゲロ〜


    がっこうでしょくもつれんさをならったよ。よわいどうぶつはつよいどうぶつにくわれる。
    かえるとあそんでいたらからすがみていた。かえるをたべたいのかな。
    からすにかえるをあげてみよう。

    ハイ!
    鳥葬!ゲロゲロ〜!
    しかも、カラスに、生きながら突かれる!


    きょう、かえるをつかまえたよ。
    とてもあついひだったから、おひさまにあててみた。
    なんじかんもなんじかんも。
    どんどん、どんどんかわいていく。
    とうとうほねとかわだけになって、まんなかからぱきんとおれたよ。

    ハイ!
    人のスルメ出来上がり!ゲロゲロ〜
    当然、生きながら乾燥ね!

    光崎さん、メスで切るとこない!って怒ってる!

    いずれも、殺されたのは弁護士!しかも人権派。
    刑法39条、少年法で、被告人を減刑させた弁護士。
    いつも通り、カ→キと順番に殺していくが、途中で、ツに!何故か…

    真の目的は!
    う〜ん。悲しいと言えば悲しい…

    でも、それより
     イ・タ・イ・〜

    有働さんを一時利用していた、あの方は?
    まだまだ、淑女シリーズで活躍するか…

    グロいけど、面白かった!
    これで、終わりは悲しい…

    • ultraman719さん
      かなさん

      そう!
      淑女シリーズ!
      でも、あの人は、自身で手を下さんのですよね…
      かなさん

      そう!
      淑女シリーズ!
      でも、あの人は、自身で手を下さんのですよね…
      2025/08/22
    • atsu007さん
      最後に鳥葬ですか。
      早く特殊清掃人の読みたいですわ。そのうち図書館行きます。
      最後に鳥葬ですか。
      早く特殊清掃人の読みたいですわ。そのうち図書館行きます。
      2025/08/27
    • ultraman719さん
      アツさん

      「特殊清楚人」なら、結構、早めに借りれると思いますよ。
      アツさん

      「特殊清楚人」なら、結構、早めに借りれると思いますよ。
      2025/08/28
  • かなさんとウルトラマンさんの、中山七里祭りの頃、羨ましくなって購入した本です♪

    買っちゃいましたよ。カエル男の3冊目♪

    今朝この本をリビングで読んでいたら娘が起きてきて、

    「母ちゃん、その本母ちゃんの好きなカエルじゃん!
    え!?血がでてるじゃん!烏もいるじゃん!
    こわっ!」

    って言われました。

    実は一冊目買った時、この表紙のカエルくんが可愛くて、この本に吸い寄せられたんですよねぇ(*´∀`*)

    前作読んでからかなり空いたので、結構色々なこと忘れてましたが、何となく思い出しながら読めました(*´꒳`*)


    相変わらず殺し方が残忍で。゚(゚´ω`゚)゚。
    死んでいく過程を想像すると、痛くて苦しくて耐えられなくなるので、出来るだけ死んでいく人に感情移入しないように注意して読みました(-。-;
    そう思えば思う程、自分が引き摺られ、啄まれ、乾かされるんですよねー。゚(゚´ω`゚)゚。
    痛いっ!!!


    色々な事件があって、相変わらずあっという間に読めましたが、ラストが意外とあっけなくて、あれ?!
    これで終わってしまうのー!?

    と若干寂しくなりました。

    悪徳弁護士の御子柴さん、ちょいちょい出ておられました。
    岬陽介のお名前も出ていたし、合唱の時の天生さんも出ていました♪

    合唱の時と同じく、刑法第39条 「心身喪失者の行為は罰しない」に今回もかなり触れてましたねー。


    昼寝しながらだらだら読書、最高ですっ(*´∇`*)

    • bmakiさん
      かなさん

      この表紙、私もカエルちゃんが好みです♪

      痛いんですよね。苦しいんですよね。
      でもそれ以上に面白いから読んじゃいますよ...
      かなさん

      この表紙、私もカエルちゃんが好みです♪

      痛いんですよね。苦しいんですよね。
      でもそれ以上に面白いから読んじゃいますよね(^_^;)
      知ってる名前がいっぱい出てくるのも面白いです♪
      2025/09/16
    • 1Q84O1さん
      カエル男は候補のひとつです!
      だってグロいの大好物ですから
      (*´﹃`*)グフフ
      カエル男は候補のひとつです!
      だってグロいの大好物ですから
      (*´﹃`*)グフフ
      2025/09/16
    • bmakiさん
      一休さん

      ウルトラマンさんおすすめ、内藤了さんの藤堂比奈子シリーズがグロいですよ(笑)

      それよりもカエル男の方がよっぽどしんどい...
      一休さん

      ウルトラマンさんおすすめ、内藤了さんの藤堂比奈子シリーズがグロいですよ(笑)

      それよりもカエル男の方がよっぽどしんどいですが。゚(゚´ω`゚)゚。
      2025/09/16
  •  「連続殺人鬼カエル男」の第3弾、“完結編”です。このシリーズ、やっぱ痛い…!けど、“完結編”らしくさらに残虐っ!あの、「ヒポクラテス」シリーズの光崎教授が呆れるくらい凄惨なんですΣ(・ω・ノ)ノ!

     この作品の前に「嗤う淑女二人」がストーリー的には入るんで、読んでおいた方がわかりがいいかもです。でも、そうなると「嗤う淑女シリーズ」の3冊を読んでおいた方が??ってなりますよね!私は、「嗤う淑女」シリーズの3冊はとりあえず、読んでいたんで話がつながりいい感じで読めました。

     前作からの事件に関わっていた、有働さゆりは医療刑務所を脱走し行方不明の状態であったが、その後また新たなる「カエル男」が関与した遺体が次々に発見される。殺害方法は残虐極まりないもので、被害者は刑法三十九条に関わる人権派弁護士と呼ばれてきた弁護士たちで、殺害現場にはあの「カエル男」の犯行声明文が残されていた…。捜査に当たるのは、渡瀬・古手川の両刑事。

     “完結編”らしいエンディングでした。終盤、有働さゆりの優しい一面を読めたことはよかったです。でも、ちょっとさみしいなぁo(´^`)o ウー

     今後は「嗤う淑女」シリーズの蒲生美知留の活躍を待ちます。

    • かなさん
      どんぐりさん
      そうなんですよ〜♪
      カエル男シリーズの前に嗤う淑女シリーズを読むとなると
      6冊になっちゃうから^^;
      ちょっと考えちゃ...
      どんぐりさん
      そうなんですよ〜♪
      カエル男シリーズの前に嗤う淑女シリーズを読むとなると
      6冊になっちゃうから^^;
      ちょっと考えちゃいますよね!
      2025/08/11
    • かなさん
      ultraman719さん
      中山七里先生の最新作は
      「バンクハザードにようこそ」ですね!
      でも、まだ図書館には入っていないんですよね^...
      ultraman719さん
      中山七里先生の最新作は
      「バンクハザードにようこそ」ですね!
      でも、まだ図書館には入っていないんですよね^^;
      「笑え、シャイロック」のような作品なのかもですね!
      うちの方の図書館もDVD観られたりもするけど、
      古い作品しかないんで、あんまり観ている人はいません…。
      2025/08/11
    • かなさん
      まきさん
      一気に読んでいても覚えてないものは
      覚えていないんです(;´∀`)
      でも、もしかして??とか思って
      つながりがあったことが...
      まきさん
      一気に読んでいても覚えてないものは
      覚えていないんです(;´∀`)
      でも、もしかして??とか思って
      つながりがあったことがわかったりすると
      もう、すっごく得した気分になります!!

      まきさん、草津に来るんですか??
      いやぁ〜この地域の地酒持って押しかけたいです\(^o^)/
      でも、13日は仕事なんで…気持ちだけ^^;
      楽しんでくださいね♡
      2025/08/11
  • カエル男シリーズ完結

    カエル男こと、逃亡生活を続けている有働さゆり再び。
    ターゲットは人権派と言われる弁護士達。
    今回も残忍な手口で殺害されていく。
    引き摺られ、啄まれ、乾かされる。
    死者への敬意はまるでみられない。

    渡瀬と古手川はカエル男を追うが、なかなか見つけられない。それどころか、手の中で踊らされているような気さえしてしまう。

    それでも、少しづつ有働さゆりに近づいていく。


    これが有働さゆりが望んだラストだとしたら、さゆりの思い通りになったとしても、やはり悲しい。

    古手川にとって心の傷になったと思うが、この傷の深さに、今後刑事を続けていけるのか心配になってしまう。

    いや、きっと苦しみながらも続けていくんだろうなぁ

  • カエル男シリーズ完結編。

    凄惨な殺害方法と稚拙な犯行声明文、となれば有働さゆりが…となる。

    医療刑務所から脱走し、行方知れずのままで遺体の側に「きょう、かえるをつかまえたよ。」で始まる奇妙で拙い文字を見れば、ゾワ〜としてしまう。

    トラックで引き摺られる。
    カラスに啄まれる。
    食品乾燥機で乾かされる。

    人権派弁護士が狙われる連続猟奇殺人事件に捜査一課の渡瀬と古手川は、カエル男に翻弄されながら最後には…。

    今までの有働さゆりを思い出しながら、今回の殺害もかなりの酷さだと思ったのだが、最後の言葉はカエル男じゃなかったな、と。




  • カエル男シリーズ完結。
    一作目を読んだのは14年前。丁度読書に興味を持ち始めた時期に読んだ本が完結したので、感慨深いものがあります。

    本作も表紙の可愛さからは想像もつかない、グロい殺害方法。活字なのにその場面が容易に想像でき、メンタルが落ち込みます。

    「引き摺る」「啄む」「乾かす」の三件の殺人事件。その真相が明かされた時のモヤモヤが晴れる感じは、「さすが中山七里」と思いました。

    刑法第三十九条について考えさせられました。心神喪失者及び心神耗弱者は罪を犯しても責任が問われない。法律で決められていることなので、その判決が下った場合、従うしかないのでしょう。しかし、被害者やその家族からしてみれば、到底受け入れることができないだろうと思いました。
    犯罪がない世の中になればいいのでしょうが、毎日のように殺人事件や詐欺のニュースが流れるので、心が辛くなります。

    この完結を機に、カエル男シリーズを読み返そうと思いましたが、ビックリしたのは、カエル男シリーズが四部作だったこと。
    三作目の「嗤う淑女 二人」の存在自体も知らなかったので、今度は一作目から順に読んでいきたいと思います。

    • エリエールさん
      私も1作目読んだの10年以上前です!完結編読みたいですが、文庫化待ち…
      完結作も早く読みたくなりました ︎︎♪′
      私も1作目読んだの10年以上前です!完結編読みたいですが、文庫化待ち…
      完結作も早く読みたくなりました ︎︎♪′
      2025/08/19
    • オミさん
      文庫化を待つなら、読むのに少し時間がかかりそうですね。。。。。
      それまで、前二作品と関連作品を読んで復習ですね(^_^)
      文庫化を待つなら、読むのに少し時間がかかりそうですね。。。。。
      それまで、前二作品と関連作品を読んで復習ですね(^_^)
      2025/08/19
  • 連続殺人鬼 カエル男 完結編

    高速道路をトラックに吊るされ、生きたまま40キロ引き摺られ、息絶えるー
    と言う事件が勃発。
    傍に、カエル男の物と見られる、稚拙な犯行声明。

    逃亡中の、有働さゆりが帰ってきた!

    色めき立つ警察。
    嘲笑う様に、第二、第三の事件が起こる。

    ようやく完結するが、結末は、やや薄い。


  • どぅふ
    どぅふ
    どぅふふふふふ…

    冒頭から失礼しました

    みたびカエル男に出会えたことでニヤニヤして心の声が漏れてしまいました

    どぅふ!


     かえるおとこさんにまたあえてぼくは
     うれしいです。こんかいはこんけつへ
     んです。かんけつとはおしまいという
     ことです。べんきょうしてしりました
     。これでかえるおとこさんにあえるの
     がさいごとおもうとさびしいです。け
     どさいごにすてきなひとのころしかた
     をおしえてくれるとおもうとわくわく
     がとまりません。


    一、引き摺る
    ずずいっ。ずずいっ。すずいっ。
    トラックにロープで繋がれて時速百キロで引き摺られるとこんな音が聴こえるみたい

    二、啄む
    ずずずっずずずっずずずっ。
    カラスに啄まれるとこんな音が聴こえるみたい

    三、乾かす
    ぱりぱり。
    食品乾燥機に入れた人間の干物が割れると聴こえるみたい

    四、射殺す
    ひゅうっ。ひゅうっ。ひゅうっ。
    クロスボウで狙撃され貫通すると聴こえるみたい


     またあたらしひとのころしかたをいろ
     いろおしえてくれてかえるおとこさん
     ありがとうございます。だけど、かえ
     るおとこさんのいちばんすごいところ
     はいきたままこのころしかでやっつけ
     ているところです。これはなかなかま
     ねすることはできないけどがんばって
     みます。だから、かえるおとこさんま
     たとうじょうしてくださいね。さよう
     なら。

    • ultraman719さん
      感想ないですけど???www

      「翼…」で、いきましょ!
      感想ないですけど???www

      「翼…」で、いきましょ!
      2025/10/07
    • 1Q84O1さん
      ultramanさん

      ん?
      感想?
      昔ですからね
      今も感想は書いてないようなものです…
      ultramanさん

      ん?
      感想?
      昔ですからね
      今も感想は書いてないようなものです…
      2025/10/08
    • ultraman719さん
      ハゲしく、同意!!!www
      ハゲしく、同意!!!www
      2025/10/08
  • シリーズ完結編。
    埼玉県警の古手川と渡瀬がシリアルキラー「カエル男」の行方を追う。

    刑法第三十九条や少年法の是非を問う重たいテーマながら、続きが気になる展開でどんどん読まされました。
    「嗤う淑女 二人」を読んでおいて正解でした。
    古手川刑事とベテラン渡瀬刑事の対比がすごい。
    色々思うところはありますが、完結編まで読み終えて満足しています。

    またもや中山さん作品オールキャスト。
    法医学教室の面々、あの弁護士、あのピアニスト、あの検事、あの新聞記者…
    ファイナルに相応しくファンサービスたっぷりでした(笑)


    読む順番
    「連続殺人鬼カエル男」
    →「連続殺人鬼カエル男ふたたび」
    →「嗤う淑女 二人」
    →「連続殺人鬼カエル男 完結編」

  • あーー終わってしまった。

    ちょっと終わりが唐突だった感はあるけど、ラストはあれで良かったんじゃないかな。
    もうあれ以外やりようがないというか。
    渡瀬さんたちにはもう会えないのかな?
    淋しい。
    また何かで出てきてほしい。

    教授は悪いけどざまぁみろ!て思っちゃった。
    悪いことしてて許されるわけがないのよ。
    しかし、カラスに啄まれて死ぬのは勘弁だなー。

  • 人気シリーズの完結編・・・
    楽しみにしていた作品を素直に楽しむことが出来ました。
    ・・・・が、
    期待していた終盤の大ドンデン返しが無く、
    手に汗握る緊迫感・・・も足りなかったかな〜
    と感じております・・・

  • ついにカエル男シリーズが完結しました!

    長いスパンでしたが冊数的にはそんなに多くないのにインパクトの強い有働さゆり。今回の殺害方法も残虐さが際立ってます。

    巻末にあるシリーズの順番を見てシリーズ3作目は「嗤う淑女 ニ人」だそうなので、これから読む方は気をつけてください。嗤う淑女シリーズは完全に未読なのでこれからこっちも読まないと。
    刊行ペースは早いし、さまざまな作品の登場人物が入り乱れているので全然追えておりません。
    広告ページの「合唱」にて、全56作品「人物相関図」付きとなってました。岬洋介シリーズも1作目で終わっているので、何とかここに追いついて相関図を眺めたい!

  • 遂に完結編となる「カエル男」シリーズだが、「連続殺人鬼カエル男 ふたたび」の後で本作を読んではいけない(タイトルだけ見ると普通はそうすると思うが)。まずは本作の前に「嗤う淑女 二人」を読むことをお勧めする。
    さて、そうした順番で読んだ上での完結編だが、有働さゆりは大量殺人犯のテロリストとして認定されているが、本作では「~ふたたび」と同じようにカエル男として胸の悪くなるような残忍な殺し方を次々に行う。これでこそカエル男、読みながら気分が悪くなること間違いなしだ。完結のし方も「まあそうなるよな」とは思いつつ、気分爽快とはいかない。何にせよ、中山七里の代表的なシリーズ作の中でも最もインパクトのあるシリーズが完結したという感慨はある。

  • 最期にさゆりの人間らしい言葉が聞けて泣けました。

  • かなりまえからよんでたかえるおとこ。
    やっとよみおわったよ。
    わらうしゅくじょよんでないのでこんどよみます。

  • こちら三部作かと思い込んで読みました。この完結編の前に「嗤う淑女二人」があったとはつゆ知りませんでした。
    読んでいてすこし「ん?」となったの理由が2作目をしっかり覚えてなかったのか『嗤う淑女二人』を読んでないためなのか判別できなかったけれど、さして問題なく読了できました。

    そして、いつものカエル男でした。

    ちょっと前作から間があいていたので、主人公こんな無能風だったかなと思ったり、ラストもそれでいいの?と感じてしまって期待しすぎたのもあってか消化不良気味でした。

    ただ読みやすいは読みやすい。
    エグさも文章表現自体はさほどでもなかったのでライトに読めました。

  • ドラマチック。

    終わってしまった。
    カエル男と有働さゆりと古手川と渡瀬と自分が揉みくちゃになって読み終えた。

    読んでいる最中に、実は四部作だったということがわかり衝撃。
    完結編を読む前に『嗤う淑女 二人』を読んでおくと、本作の満足感が高まります。慌てて読みました。
    第一部の重苦しいミステリー、第二部の残虐で生臭い空気、第三部で規模を拡げ、第四部で刑法39条に関わる人間が追い詰められていきます。が、相変わらず全然カエル男に、たどりつきません。

    カエル男目線のパートがもっと欲しい。カエル男のことを救う道はなかったのか。虚しさを遺す古手川の気持ち、わかります。

  • 凄惨な殺害方法と、稚拙な犯行声明文で世間を震撼させた「カエル男連続猟奇連続殺人事件」。事件のキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、行方知れずのままだった--。
    その頃、精神疾患を抱える殺人犯を無罪にした人権派弁護士が何者かに殺害される事件が発生。遺体のそばには、あの稚拙な犯行声明文が残されていた。捜査一課の渡瀬と古手川はカエル男の犯行を視野に入れて捜査を進めるも人権派弁護士の殺害は続く。これまでと異なる動きを見せるカエル男に翻弄される渡瀬は、ある人物からひとつの提案を受け……。

  • 連続殺人鬼カエル男シリーズは1,2作目とも以前読んだのですが、本作も前2作に並ぶグロさでした。
    殺し方のグロさは今まで通りだったのですが、カエル男の行動パターンが今までとは若干変わってきて、読んでいるこちらまであれっ?と思わされましたが、最後の結末のところでなるほどそういうことか、と納得できました。
    結末に関してはイヤな後味が残るとか、そういう感じはなかったのですが、ちょっと切ないなぁと感じました。
    それと、これから本作を読もうという方は、ぜひ本作の前に『嗤う淑女二人』を先に読んでいただきたいです。
    私は先にカエル男完結編の方を読んでしまったので、所々『?、そんな話あったっけ?』ってなりました。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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