消された漱石: 明治の日本語の探し方

著者 :
  • 笠間書院
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305703798

作品紹介・あらすじ

本書では、夏目漱石の原稿を素材とし、その観察、分析を通して
明治期の日本語のあり方を窺うことを目的としている。
例えば「馬尻(バケツ)」は、
「漱石の用いるあて字のうち、最も有名なものの一つ」と
いわれることがあるが、それは正しいみかたなのか。
本書においては、こうした問いにどのように答えればよいのかという、
その「手続き」を示すことを重視している。

明治期の日本語は、現代の私たちがそれを読んだ時に、
書かれていることが理解しやすく感じるために「わかっている」と思い込みやすい。

こうした思い込みから離れて、「明治期の日本語」に近づき、
それを玩味するためにはどのような方法があるのか。

本書ではこれを提示したい。

感想・レビュー・書評

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  • 開国、そして異文化の流入によって花ひらいた転換期・明治。現在の素地となる様々な出来事や潮流が生まれた明治文化の多様性をご紹介します。
    <閲覧係より>
    「明治の日本語」って?どうやらそれは現代の日本語とは違うらしいのです。本書は、「明治の日本語」で書かれている漱石の原稿、その言葉づかい、漢字づかいを素材としながら、見えなくなってしまった明治の言葉、そこから改めて読み取る漱石の小説について考察しています。
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    所在番号:810.26||コシ
    資料番号:10189134
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  • 今野真二先生の著作

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著者プロフィール

1958年生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻。『図説 日本語の歴史』『図説 日本の文字』『戦国の日本語』『ことばあそびの歴史』『学校では教えてくれない ゆかいな日本語』など著書多数。

「2021年 『日本語の教養100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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