古事談抄全釈

  • 笠間書院 (2010年3月31日発売)
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本 ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784305705075

作品紹介・あらすじ

『古事談抄』本邦初の、全訳の登場!

『古事談抄』とは、『古事談』巻第二、臣節(しんせつ)からの抜き書き的性格を持つ説話集。『古事談』を用いて新たな作品を作りだしている点では、一つの独立した説話集ということができる書である。本書ではじめて、その全訳がなされた。

底本は穂久邇文庫蔵本。構成は、釈文(読み下し文)、原文、校異、口語訳、語釈、余説、同話・類話である。『古事談抄』には説話番号は付されていないが、便宜的に通し番号を付け、『古事談』(現代思潮社)、『古事談』(新日本古典文学大系)に対応する説話の通し番号と各巻毎の番号を示した。また、説話の題目は『古事談抄』には記されていないが、便宜的に仮題を付けてある。また底本の影印をすべて収録してある(影印部分のみ、アート紙に印刷しています)。

※『古事談』は、源顕兼が日記・有職故実・楽書などをもとに、貴人の秘話を憚りもなく編んだ、魅力溢れる説話集。鎌倉時代初期成立。

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著者プロフィール

専修大学教授

「2019年 『POSSE vol.42』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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