和泉式部集全釈 正集篇

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  • Amazon.co.jp ・本 (921ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305705952

作品紹介・あらすじ

和泉式部が語りかけてくる―。
『和泉式部集』を解読する奇蹟の全注釈、遂に刊行です。
昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』から53年。
小松氏があらたな研究成果を織り込んで、全面加筆改稿した迫力の928ページ。

※本書は昭和34年東宝書房刊『和泉式部集全釈』の注釈部分を小松登美氏が全面加筆改稿したものである。底本は榊原本。

「注釈」という文化事業の可能性を極限まで探究した奇蹟の大著
―島内景二
何よりもすばらしいのは通釈の文章です
―岩佐美代子

【本書の特色】
○榊原本を底本とし、和泉式部集正集の893首全歌にわたって(重出歌含む)、注釈をほどこした。通釈・語釈・余説の三項目によって構成される。
○通釈は、はっきりとした語学的解釈を踏まえたうえで、著者(小松)独特の語り口による、作者の気持ちがだれにもわかるような情味あふれる文章。
○語釈・余説では、他の歌・漢詩文等にあらわれている豊富な用例と影響関係を紹介し、和泉式部の生活や当時の風習、男女の世界観についても論じた。
○校異は、底本の本文を改めた場合、並びに何か問題がある場合のみ加えた。
○本書「正集篇」は、前身である東宝書房版『和泉式部集全釈』が昭和34年に刊行されて後、53年間にわたる研究成果を反映している。

著者プロフィール

明治32(1899)年、埼玉県比企郡小川町に生まれる。昭和3(1928)年、京都帝国大学文学部卒業。東京教育大学名誉教授、大東文化大学名誉教授。平成6(1994)年没。著書に、『万葉語研究』(昭和3年)、『上代国語法研究』(昭和41年)、『奈良時代の国語』、『源氏物語新抄』、『古文読解のための文法』等。

「2012年 『和泉式部集全釈 続集篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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