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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784305706782
作品紹介・あらすじ
「古典は固定したものではなく、これからもいくらでも塗り替えられる。」
「文学史は自明のものではなく、常に変化していく。」
こうしたメッセージの元、固定した古典文学作品観を打破すべく編まれた論集。
未来に向けて、古典のみずみずしい読み方や作品批評を行っていくために、
気鋭の中堅・若手を中心にした書き手により、研究の最前線を提示。
学界のみならず、広く社会に発信していく。
執筆者は、編者の谷知子、田渕句美子のほか、久保木秀夫、中川博夫、佐々木孝浩、渡邉裕美子、渡部泰明、加藤昌嘉、荒木浩。
【この論文集の評価は読者によって決まる。真の評価は、読者に委ねたいと思う。本書は、研究者・大学院学生・学部学生のみならず、中学・高校の国語科の先生方・古典に関心を持つ一般の方にも広く読んでいただきたいと思う。古典は固定したものではなく、これからもいくらでも塗り替えられるということ、文学史は自明のものではなく、常に変化していくものだということを、広く伝えたい。研究の最前線を、学界のみならず、広く社会に発信していくのは、我々研究者の責務だと思うからである。】......はじめにより