日本人は日本をどうみてきたか: 江戸から見る自意識の変遷

制作 : 田中優子 
  • 笠間書院
2.20
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本棚登録 : 40
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305707697

作品紹介・あらすじ

私たちはいかなる日本を選んでいるのか。

人々が「日本人」と「日本」を
どのように考え、語ってきたかを知ることは
現代を考える「よすが」となる。

近代ナショナリズムへつながる思想も出現した、
江戸時代を中心に、日本人が日本をどう語ってきたのか、
その言説の全体像に迫る!

鍵となるのは中国の「華夷秩序」に影響を受けた
蝦夷・琉球・異国をはじめとする外部への姿勢と、
内部に存在する「和」「武」「神国」という異なる側面の共存であった──。

執筆は、田中優子・大木康・横山泰子・米家志乃布・小林ふみ子・JANA URBANOVÁ・内原英聡・小口雅史・竹内晶子・石上阿希・韓京子・大屋多詠子・金時徳・林久美子・福田安典・長島弘明・津田眞弓・川添裕。

【国家形成は民族対立を乗り越えるためのものであったはずだが、同時に国民としての利権を囲い込もうとする保守的な態度を生み出した。戦争でもないのに隣国とのちょっとした不和が国家主義的な感情をあおり、身近な外国人の存在が一部の人々の不平等感を激高させる。そのもとで外国について、また日本について感想を述べる膨大な書籍は刊行されても、「日本人自身が日本をどう考えてきたか」という問いは、なかなか発せられない。日本という対象、それを表現する日本人、それを分析する日本人、という重層的な関係を設定するには、それぞれの思想と方法が試されるからであろう。本書はその困難な作業の出発点である。】...田中優子「今「日本人が日本をどうみてきたか」を考えることの意義」より

感想・レビュー・書評

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  • 日本は神の国だという意識って強かったんですね。
    幕末にしても、世界大戦にしても、そういう意識があったから、超大国に挑んでいったんですかね。

  • 大学の教授等が中心となって構成するグループが、各員10ページ強づつ著作し、法大総長田中優子氏が編集したもの。各員の著作が短いこともあって、興味が続かず、途中で読むのを投出した次第。日本に古くから華夷秩序があって、蝦夷や琉球を見下しており、特に蝦夷に対して武力で征服したことを改めて認識した。宮崎駿監督のもののけ姫が蝦夷を描いた物語ということも、初耳だった。

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