かなづかい研究の軌跡

著者 : 今野真二
  • 笠間書院 (2017年4月5日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305708434

作品紹介

国語学、日本語学は「かなづかい」をどのように採りあげ、そこにどのような問題意識を投影してきたのか。
「かなづかい」にかかわる、大野晋「仮名遣の起原について」、安田章「吉利支丹仮字遣」、亀井孝「〝準かなづかい〟をめぐる動揺くさぐさ」という3つの論文を「追実験=トレース」し、さまざまな問題について考えていく。

【かなづかい研究は国語学、日本語学の中に一つの位置を占めてきたと思われる。藤原定家によって「定家仮名遣」が考案され、鎌倉・室町時代を通じて、その「定家仮名遣」がひろく行なわれていた。それが江戸時代になって、契沖によって批判されるにいたった。こうした言説が記されている「日本語の歴史」にかかわる書物は少なくない。
 しかし、鎌倉・室町時代を通じて「定家仮名遣」がひろく行なわれていたということは「証明」されているのだろうか。そしてそうした時代の人はどうやって、「定家仮名遣」のことを知ったのだろうか。「定家仮名遣」ということについても、明らかにされていないことはなお多いのではないか。
 本書においては、かなづかい研究をもう一度、国語学、日本語学の枠組みの中に置き直し、かなづかい研究ということがらをめぐって、今までどのようなことが考えられてきたかを検証し、これからどうしていくか、ということを考えるきっかけとなることを目的とした。】

かなづかい研究の軌跡の感想・レビュー・書評

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  • 33p:教義の「かなづかい」→狭義の
    92p:「歴史的仮名遣」というscallをあてることの意味合いを充分に検討しなければ、
    ・scall=a scurf or scabby disorder (as of the scalp).
    たぶん、ちがうだろう。ひょっとして、scale=an instrument or machine for weighing? 
    体重計のことでないのなら、物差しとか定規とか、日本語を使った方が、意味のあいまいさがより回避できるのではないか。何語か知らないが、首か本か,どちらか90度回転させて見る必要がある欧文を並べる意図が、わからない。

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