古代史の思い込みに挑む

著者 :
  • 笠間書院
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305708670

作品紹介・あらすじ

歴史事実といわれるものに、疑問をもつ方に答える。

本書は、縄文・弥生時代の端境から鎌倉幕府の成立までの1500年にわたる古代史における問題点・疑問点について、トピックス的に55項目を挙げ、適宜解明し解説を施した古代史入門書。項目の設定は文化講座等の受講者からの質問に答える形をとっている。話し手からの関心事ではなく、聞いている側・読んでいる者の疑問にもっとも密着した書である。

感想・レビュー・書評

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  • 古代日本の歴史を観る上での思い込みを検討していきましょうという本。
    弥生人と縄文人、武器として使いにくい刀、聖徳太子像、歌、乙巳の変と韓人の朝貢、犯土、栽兵の処理ではなかった白村江の戦い、宦官制度、記紀、重要無形文化財としての元号や地名、逢引きと古代の歌のルール、どこからが東国か、乱・変・役・陣の使い分け、同じ物語も時代で書き換えられる、平仮名と物語文学、武士の勃興、鎌倉幕府などなど、定説すらも知らずに勉強になったものもある。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。

学習院大学文学部史学科卒業後、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。

神奈川学園中学高等学校教諭・高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長を歴任し、その間、学習院女子短期大学・鶴見大学文学部・中央大学文学部・早稲田大学商学部非常勤講師を兼務。
現在、奈良県立万葉文化館名誉研究員、早稲田大学エクステンションセンター講師。

単著に、『白鳳天平時代の研究』(2004、笠間書院)、『古代の神々と王権』『天平の木簡と文化』(1994、笠間書院)、『天平の政治と争乱』(1995、笠間書院)、『古代の王朝と人物』(1997、笠間書院)、『古代史の異説と懐疑』(1999、笠間書院)、『古代の豪族と社会』(2005、笠間書院)、『万葉集とその時代』(2009、笠間書院)、『古代史の謎を攻略する 古代・飛鳥時代篇/奈良時代篇』(2009、笠間書院)、『古代の社会と人物』(2012、笠間書院)、『日本史の謎を攻略する』(2014、笠間書院)、『現代語訳魏志倭人伝』(2014、KADOKAWA)、『思い込みの日本史に挑む』(2015、笠間書院)、『古代史の思い込みに挑む』(2018、笠間書院)、『闘乱の日本古代史』(2019、花鳥社)、『飛鳥奈良時代史の研究』(2021、花鳥社)ほか。

「2022年 『古代政治史の死角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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