ジオ・ヒストリア 世界史上の偶然は、地球規模の必然だった!

著者 :
  • 笠間書院
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305709721

作品紹介・あらすじ

三内丸山・ストーンヘンジ・ピラミッドを繋ぐもの、五大惑星の交代でわかる中国王朝、⻤界カルデラ噴火とアトランティス、天明の大飢饉とフランス革命、ヴァイキングの北米到達 と坂上田村麻呂、軍事大国スウェーデンを襲った小氷期...... 天体と気候変動で語る世界史のダイナミズム
ベストセラー講師が縦横無尽に駆け巡る!

歴史とは、史料に残された個々の事件を記録することだと考えられてきました。今でも歴史 のテストで、事件や年号を出題することが多いのはそのためです。しかし、そうした事件を 生み出した数十年単位の景気変動や人口変動(中期変動)、さらには数百年、数千年単位の 気候変動(⻑期変動)まで考察すべきだと提唱したのが、フランスの歴史家フェルナン・ブ ローデルです。 本書は、文明の存亡や、世界各国の政治・宗教にも多大な影響を与えた、天文現象や気候変動などの⻑期変動が、世界史・日本史にどのような影響を与えてきたかを解説。ベストセラー講師が 最も壮大なスケールで歴史を語ります。

【目 次】
はじめに 目次
第1章 太陽と星
1. 太陽信仰の起源とストーンサークル/2. 太陽暦とヒライアカル・ライジング
3. 惑星の発見と占星術

第2章 火山と地震
1. 鬼界カルデラ噴火と縄文文化/2. アトランティス伝説とサントリーニ噴火
3. ヴェスヴィオ噴火とローマ帝国/4. 浅間山噴火とフランス革命

第3章 地球温暖化と寒冷化
1. 気候変動の自然要因/2. 地球の自転・公転と気候変動
3.縄文海進とサハラの砂漠化/4. 中世温暖期とノルマン人
5. 小氷期と軍事革命

おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 太陽の黒点の増減や地球のわずかな変化で起こる気候変動と、世界の歴史の変遷の関係を著した内容。

    気候変動が食糧不足の原因になり、社会不安が領土拡大や戦争に繋がることが因果関係だけど、月からの影響が人間の精神に影響を及ぼすオカルトチックな話があるけれど、太陽も人間の精神に影響しているのかなと妄想した。

    地球温暖化に対応するために、人間の技術 ジオエンジニアリング で対抗しようと頑張ろうとしているけど、結局のところ地球の表面にいる人類がどう足掻いても宇宙規模の環境影響はどうしようもないのではないかと思ってしまう。

  • 天候と気候変動から見る世界史。今までにない視点で面白かった。
    これから太陽の活動、気候、そして人間の活動はどうなっていくのだろう…と感じた。

  •  歴史を俯瞰して捉えて、解き明かしてくださる茂木先生。今回はなんと宇宙から見た地球。天文学から考察する古代史、文明史、戦争史。
     陰謀論と片づけられる世界史の中の陰謀を語り尽くしてくださる茂木先生の一ファンとして、本著で先生は絵も描かれると知り、ますます先生の著作にのめり込みそうです。

  • 歴史上おきた事件は地理的要因が大きく影響するという地政学の考え方はよく知られるようになったが、
    考えて見れば当然の発想ではあるが、地球で起こった自然現象や気候なども歴史に影響していて、そういった理系的な観点からも歴史の必然を見ていくという考え方は面白かった。
    気候や災害は人々の食糧の調達に直結し、足りなくなった食料や土地を争って戦争が起きるわけで、天候が違うだけで、今までの歴史が全く違うものになっていたと考えると、今の世の中がこうなったのは偶然であり、必然なのだろう。

  •  歴史的事件(短期変動)の背景にある景気変動や人口変動(中期変動)、さらに数百年、数千年単位の気候変動(長期変動)の考察を試みた書籍。
     事件の背景には人智が及ばない要因もあるというのは、言われてみれば当然だ。
     本書を構成するのは「太陽と星」、「火山と地震」、「地球温暖化と寒冷化」の3章。この章立てで歴史が語れるのはすごい。

  • 気候が歴史を動かすということか

  • 図書館で借りた。
    世界史講師でありYouTuberでもある茂木先生の作品だ。しかし単なる世界史の本ではなく、地球規模・宇宙規模で語る大規模でダイナミックな作品だ。「世界史上の偶然は、地球規模の必然だった!」をキャッチフレーズに、歴史をマクロ的な視点で紐解いていく本。
    歴史を歴史とだけ見ずに、俯瞰して広いスコープで考察できる。オススメ本。

    個人的には占星術の項目が目を引いた。

  • 人類の歴史の背景に、如何に気候・自然現象が重大に関わっているかを知る事ができる書籍。歴史と科学を重層的に扱う文理融合の視点を養うのにも取っ掛かりになるかも。

  • 帯裏
    天体と気候変動が、人類の運命を変えた。

    見返し
    歷史とは、史料に残された個々の事件(短期変動)を記録することだと考えられてきました。
    今でも歷史のテストで、事件や年号を出題する先生が多いのはそのためです。
    ほんとうに、うんざりしますね。
    これで歷史が嫌いになった人が多いと思います。
    もちろん個々の事件が歷史の出発点ではあるのですが、そのような事件を生み出した数十年単位の景気変動や人口変動(中期変動)、さらには数百年、数千年単位の気候変動(長期変動)まで考察すべきだ、と提唱したのが、フランスの歴史家フェルナン・ブローデルでした。
    (中略)筆者は、「世界史」を受験生に教えてきた予備校講師です。
    その立場から、必要に迫られて「長期変動」について学んできました。
    その過程で私自身が「目からウロコ」の衝撃を受けた最新情報を、読者に紹介したいと思ったのが、本書執筆の動機です。

  • 2022年刊行。
    1990年代グラハム・ハンコック「神々の指紋」の本のような、遺跡、祭壇のミステリーと考察を思い出しました。

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著者プロフィール

茂木 誠(もぎ・まこと)
ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系 YouTuber。 駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史を担当する。著書に、『経済は世界史から 学べ!』(ダイヤモンド社)、『世界史で学べ! 地政学』(祥伝社)、『超日本史』 (KADOKAWA) 、『「戦争と平和」の世界史』(TAC)、『米中激突の地政学』(WAC 出版)、『テレ ビが伝えない国際ニュースの真相』(SB 新書)、『政治思想マトリックス』(PHP)、『「保守」 って何?』(祥伝社)、『グローバリストの近現代史』(ビジネス社・共著)、『バトルマンガ で歴史が超わかる本』(飛鳥新書)、『「リベラル」の正体』(WAC 出版・共著)など。 YouTube もぎせかチャンネルで発信中。

「2022年 『ジオ・ヒストリア 世界史上の偶然は、地球規模の必然だった!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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