生活はクラシック音楽でできている 家電や映画、結婚式まで日常になじんだ名曲

  • 笠間書院
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本棚登録 : 153
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305710031

作品紹介・あらすじ

日本人には少し敷居が高く感じられるクラシック音楽。でもコンサートホールまで聴きに行かない人でも、実は生活の中でさまざまな形で耳にしています。例えば、炊飯器の炊き上がりやお風呂のお湯張り完了で流れる電子音で、TVの人気番組のオープニングテーマとして、映画やアニメの名シーンの一部として、または運動会や結婚式を盛り上げるBGMとして……。

それらの名曲は、ただ聴いているだけでも美しさに浸れますが、そこに隠された作曲家の人生や当時の時代背景、作曲の意図を知ることで、より心に響いてくるものばかりです。そして、曲を理解することが、映画などを深く鑑賞することにもつながります。

クラシック音楽に触れる機会を探している人、教養として音楽の知識を身につけたい人、そして音楽を通して日常生活をちょっと違った視点で眺めたい人にもおすすめの一冊。

紹介した曲をすぐに聴けるQRコード付き!





【目 次】



はじめに



第1章 生活の中のクラシック音楽

第2章 家電とクラシック音楽

第3章 テレビ番組・CMとクラシック音楽

第4章 映画とクラシック音楽

第5章 アニメとクラシック音楽

第6章 運動会とクラシック音楽

第7章 結婚式とクラシック音楽

第8章 アレンジされたクラシック音楽



おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 家電、CM、アニメ、映画、運動会、結婚式、ポップス、その他もろもろの場面でクラシック音楽が使われている。まあでも、ほとんど知っているネタだったのでちょっとねー。そうそう、お風呂のリモコンのお知らせ音楽がセオドア・オースティン「人形の夢と目覚め」というのは初めて知ったことなので、さっそくユーチューブで聞いてみたが、確かにそうだ。結構軽快な感じかな。ベートヴェンピアノソナタ第8番第2楽章のメロディーが、競艇のMに使われていたというので、BENIのバージョンで聞いてみたが、なかなかいいね。BENI上手い。

  • ざっと見たところ、知ってる曲ばっかりだったので読まなくても良いか位の感じで読み始めたが、読んでみたら知らない曲もあるし、意外な作品に使われてたり、目からウロコだった。

    しかも、出てくる音源がQRコードで出ていて、Spotifyにリンク出来るようになっているので直ぐに確認出来るという革新的な内容になっている。

    ただ、運動会で威風堂々を使ってるのは聞いたことないけどw

  • QRコードで、曲が試聴できるのが素晴らしい。

  • クラシックは嫌いじゃないけれどタイトルが全く覚えられないのはどうしたものでしょうか

    QRコードがついているので
    どんな曲?
    がすぐに調べられます

    私の使っている家電でクラシック音楽はないという事実に悲しくなりながらも、職場の炊飯器でキラキラ星がかかっているなぁと思い出しました

    クラシックはやっぱりいいものです

  • QRコードで曲を聴けます。
    いつもこの手の本は、『どんな曲だったっけ?』とYouTubeで探してしまうため、読み終わるまで時間がかかるのですが、QRで音楽が聴けて楽でした。日常でいろんな音楽が使われていますね。

  • 生活に密着した音楽の歴史、作曲家の想いがわかるだけでなく、一つ一つに、QRコードが掲載されていて、聴きながらその曲のことが分かりとても楽しかった

    炊飯器を押した時のメロディ、キラキラ星の元の曲があったこと
    電話の保留音の曲の転調にイライラする
    お湯はり完了のメロディの作曲家と、NORITZ会社の話
    ビゼーの生涯
    3分クッキングのオープニングテーマ曲

  • 背ラベル:760.8-シ

  • クラシック音楽ってしきいが高そう?いやいや、身近にいっぱい流れていたり使われているのよ。あっ、聞きなれたこの音楽があの有名な曲だったの!ということがあるかもしれませんよ。
    [NDC] 760
    [情報入手先]
    [テーマ] でーれーBOOKS2025/エントリー作品

  • 生活の中で取り入れられている誰もが1度は耳にした、クラシック音楽。
    筆者はその曲と作曲家についての説明とどんな音楽なのかを端的にわかりやすく解説してくれている。
    知っている曲もあるが、初めて聴く曲、旋律は知っていたが、曲名はこれだったのかー、という曲。とても楽しめました。
    「惑星」で有名なホルストさんが、日本の民謡をモチーフとした「日本組曲」という曲を作曲していたなんて、驚きです。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000068080

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著者プロフィール

渋谷 ゆう子

香川県出身。大妻女子大学文学部卒。株式会社ノモス代表取締役。音楽プロデューサー。文筆家。AudioStylist®。音源制作、コンサート企画運営のほか、演奏家支援セミナーや音響メーカーのコンサルティングを行う。ハイレゾリファレンス音源のプロデュースや、日本で初めての陸上自衛隊基地における実弾録音プロジェクトに加え、立体音響システム360RealtyAudioの開発支援を行うなど、新しい技術での音源制作に定評がある。
音楽ジャーナリストとして国内外での取材活動を行うほか、音楽雑誌やオーディオメディアでの執筆多数。著書に『ウィーン・フィルの哲学――至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか』(NHK出版)、『名曲の裏側――クラシック音楽家のヤバすぎる人生』(ポプラ社)がある。

「2023年 『生活はクラシック音楽でできている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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