芸人短歌

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  • 笠間書院 (2024年12月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784305710277

作品紹介・あらすじ

個人製作冊子で話題沸騰! 芸人による短歌連作「芸人短歌」をオール新作で書籍化

若手からベテランまで、芸人32名の短歌がよめる1冊



【執筆者一覧】

赤嶺総理 しらす(牛女) 大久保八億 加賀翔(かが屋) ガクヅケ 木田・サスペンダーズ 古川彰悟・フランツ 土岐真太郎(キモシェアハウス) ぴろ・清水誠(キュウ) 水川かたまり(空気階段) 蛇口捻流・アオリーカ・ジョンソンともゆき・FAN・田野・ぺるとも・警備員(こんにちパンクール) ゆッちゃんw・松永勝忢(十九人) 西野諒太郎・よしおか(シンクロニシティ) 鈴木ジェロニモ 春とヒコーキ 土岡哲朗・マタンゴ 高橋鉄太郎・町ルダさん(スタンダードヒューマンハウス) 野澤輸出(ダイヤモンド) 谷口つばさ 糸原沙也加(つぼみ大革命) 布川ひろき・みちお(トム・ブラウン) 村上健志(フルーツポンチ) 吉田大吾(POISON GIRL BAND)





「あとがきにかえて」より

『芸人短歌』は2021年11月にzine(個人で制作した冊子)として文学フリマ東京にて発売されました。2023年11月には『芸人短歌2』を同様に文学フリマ東京で発表します。2冊の芸人短歌の販売部数は2024年6月現在、合計2000部を超えました。

(中略)

 ここ数年で芸人さんと短歌の距離は近づいたように思います。

 わたしが繰り返し言っていきたいことは、すべての芸人さんが短歌が得意ではないとい

うことです。しかし、短歌の才能を秘めているひとが芸人さんのなかにはたくさんいると

考えます。表現者としての気質が短歌の方向にむかいやすい芸人さんがいるという意味で

す。そのような方に短歌を書いてもらうことにより、仕事の幅が広がっていけばいいなと

いう気持ちで活動をしています。

 わたしはお笑いライブによく通っていますが、とくにライブシーンの芸人さんの活路に

なればいいと思っています。

 芸人さんには芸人さんの人生があります。その人生の時間を使ってもらう覚悟を決めて、使っていただいた時間のぶん芸人活動へのお返しができるように、芸人短歌という本をつくっています。いつかは短歌をつくった経験が芸人さんのためになると信じてやっています。

 

 それはわたしの心持ちの話なので、芸人さんには軽率に短歌をつくってほしいです。軽率にやめても構いません。思い出したころにまたやってもいいです。芸人さんにとって短

歌は逃げないものです。と言いながらも、一方で、いま捕まえなくてはならない衝動を捕

まえられる方が強いということはお笑いをやっている方はご存知と思います。

(中略)

 短歌が芸人さんの活動の後押しになるのだと思うととても嬉しいです。ただそれは芸人

さんの掴み取ったものであり…

感想・レビュー・書評

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  • 加賀さんと警備員さん、ネタも好きだけど短歌も良かった。花の名前と敷金がぐっときた。お笑い好きは短歌も好む、みたいなことも書いてあって、ほんとうに!!と思った。

    9.7再読
    この前読めてなかった、巻末の短歌の作り方がおもしろかった!
    今まで読んだ作り方の中でいちばん。

  • 上手い下手はそれぞれあるんだけど、それ以上にその芸人さんらしさが間違いなくあって、芸人さんって常に言葉に触れてるお仕事なんだなということを感じた。トム・ブラウンとか特に、ネタの印象をそのまま短歌のフォーマットにぶち込んでる感じ。
    好きな芸人さんは短歌も結構好きな感じで、私は言葉の使い方の好みでネタを面白いとか好きとか感じているのかもしれない。

  • 2025.12.31
    読み終わったのは0:00を過ぎていたけど
    2025年最後の読書本になります。

    子どもから借りました。
    気になっていたそうです。

    面白かったです。
    語彙とか捉え方が独特な人が多い気がする。

    結構破調も歌も多くて…
    真面目な短歌本を読んでると
    コレでもいいんだな。と
    気軽に思えました。

    最後の短歌の作り方
    参考になりました。


  • テレビはスポーツくらいしか見ないのでこの本に載っている人たちのことは全く知らないんだけど読んでみた、芸人の方々が詠んだ短歌の本。職業柄なのか、日常の歌やちょっと面白い光景などの歌が多い気がする。自由律というか、それ短歌か?と言いたくなる歌からこなれた感じの歌まであって本当に自由に詠んだんだなというのが伝わってきた。
    アオリーカさんという方の歌がかわいくてお茶目な感じで好き。

    だれひとり怒った人が関わっていないパフェしか頼みたくない

    いくつものグラタン達を見送った耐熱皿とミトンの夫婦

    どっちも食べ物の歌だけど、パフェの純真さとか耐熱皿とミトンの頼もしさとか、面白いところから愛をもって切り込んでくるなあと思って良かった。

  • 素直にみたままを詠まれた方や、芸人らしく詠まれた方様々いて芸人さんならではの発想の歌がたくさんありました。

    以下好きな歌

    ハリボーの透き通ってる熊だけを絶滅させるやわいくちびる(大久保八億)

    猫と猫と猫と猫が式の日の話をしてる家族LINEで(谷口つばさ)

    正しい寝方を知った日から私の睡眠は自由じゃなくなった
    「お土産を買い忘れた」を「楽しすぎて」と解釈してくれてありがとう(ジョンソンともゆき)

    だれひとり怒った人が関わっていないパフェしか頼みたくない(アオリーカ)

    水槽のポンプの音が六畳に溶け込んで六畳の水槽(赤嶺総理)




  • 布川さんとぴろさんのが面白かった。

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著者プロフィール

編著者 井口可奈
1988年北海道生まれ。短歌のほかに小説、俳句、エッセイ、日記などを書いている。第3回京都大学新聞文学賞大賞。第11回現代短歌社賞。第4回ことばと新人賞佳作、第39回北海道新聞短歌賞佳作など。歌集『わるく思わないで』、『芸人短歌』シリーズ企画編集。

「2025年 『芸人短歌2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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