みっともない人体

  • 鹿島出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784306041097

感想・レビュー・書評

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  • 「人体に対する美・貞淑の基準」は常に流転しているもので、絶対的な基準はなく、その追求にも際限はない、という話。
    日本でも、ローテーションするファッションの流行や女の子達の自撮り加工の変遷を見ると、カワイイの価値とは儚くていい加減なものだなと感じることができる。

    この頃すっかりマスクをして出歩くことに慣れてしまったけれど、このまま「顔の下半分を隠すことが貞淑の証」である時代に突入するのだろうか?とか
    男性もメイクできる時代になったようだけれど、いつか男性もメイクをして当たり前になったりするのだろうか?とか
    想像するとキリがない、将来が楽しみだ。

    本書では、自らを装飾するのは、異性の気を引くためであると主に主張されている。
    私としては「気持ちを武装する」という意味合いも同じくらい強いと思う。マニキュアとか。

    日本の服装に関する記述から、異文化の解説はあまり正確ではないのかな…とは思う…

  • 良い

  • 足についての考察は面白い。

  • 卒論で使った

  • slouc cafeで勉強の合間の息抜きに、ジー…
    国、文化、時代によって人体、服のセンスが色々あって。
    ファッションの原点を見たような気がした。

  • 目次
    まえがき
    序文
    第一章 衣服の起源
    第二章 たしなみの解剖学
    第三章 怪物たちのポートフォリオ
    第四章 かっこうのいいからだ
    第五章 装飾的芸術
    第六章 裁断と衣料品
    第七章 服装改良と改良服
    第八章 仕立て屋―不快なよろこび
    第九章 二人用の衣服
    第一〇章 衣服と芸術家
    あとがき

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