[ 内容 ]
日本人の心のあり様を、ロマンチックな内容で建築文化の歴史をたどる。
そこにはエッセイスト賞受賞の著者が紐解く真実がある。
心のささえとなる神社や寺院への想い、貴族から庶民の暮らし、興味はさらに建築空間へと誘う。
日本人と建築にやどる精神を、歴史の神髄をとおして知る。
[ 目次 ]
第1章 起の巻(日本の屋根はなぜ大きいか?―縄文人と竪穴住居;日本の柱はなぜ太いか?―縄文社会と丸木舟 ほか)
第2章 承の巻(五重塔はなぜ倒れないか?―聖徳太子と寺;都市になぜ城壁がないか?―天皇と都 ほか)
第3章 転の巻(寺の軒はなぜ深いか?―女と縁;庭になぜ砂か?―禅僧と庭 ほか)
第4章 結の巻(数寄屋建築はなぜ好かれるか?―利休と草庵;都市のなかになぜ都市か?―家康と八百八町 ほか)
展望―「神なき百年」の建築と未来(日本文化を否定する文化革命;「古い建築や町並は消えた」 ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
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[ 読了した日 ]