日本建築空間史: 中心と奥

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  • 鹿島出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784306046382

作品紹介・あらすじ

縄文・弥生時代の竪穴住居から高床建物、古墳時代、仏教建築、貴族の時代、武士の時代を取り上げ、時代を順に追って記述。空間に視点をおき、実物空間、平面、立面、断面などの空間構成を考察、新たな概念化の試み。

感想・レビュー・書評

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  • 正直理解が難しい。。。

    日本の古代から近代までの建築を、柱と壁の織り成す空間を主眼に解説している。中心に対する仏教建築における宗教的目的や、寝殿造りにおける貴族の生活目線など、空間へ投影するもの、空間に求めるものは時代の日本文化と密接な関係が見てとれる。

    しかし、筆者の論説どこまでもふわふわしていると感じてしまうのは自分に芸術センスがないためであろうか。。。

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著者プロフィール

東北大学建築学科卒、同大学院建築学専攻修了、「『源氏物語』における寝殿造住宅の空間的性質に関する研究」で工学博士(東北大学)、東北大学建築学科非常勤講師などを経て、秋田県立大学・建築計画学講座・教授。空間史。
著書に、『ペーパーバック読み考-レーモンド・チャンドラーからポール・オースターまで-』(新風書房、1995)、『日本の建築空間』(新風書房、1996、〈社〉日本図書館協会選定図書)、『近代日本の建築空間』(理工図書、1998)、『源氏物語空間読解』(鹿島出版会、2000)、『地方をデザインするー地方からの発想』(秋田魁新報社、2003)、『建築概論』(学芸出版社、「日本建築の空間史」執筆、2003)など。

「2005年 『白井晟一空間読解 形式への違犯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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