本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 本 ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784306051201
感想・レビュー・書評
-
人間の家 (SD選書 120)
(和書)2011年05月13日 08:57
1977 鹿島出版会 ル・コルビュジエ, F・ド・ピエールフウ, 西澤 信彌
理念があるように思う。
ル・コルビュジエの建築がどういう理念なのか知るにはとても良いと思う。
人間ということ、一切の諸関係を覆せと言う無条件的命令が生きている。
それが良さの一つだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界大戦後のパリ、工業化時代の都市において、人間が住むための家とは、どうあるべきかを熟考し、理解しない社会や行政と戦っていたコルビュジエを想像した。特に、戸建団地や高層集合住宅のあるべき姿やきっと急増する自動車の社会的問題にも苦慮した結果、ピロティへの強い思いが生まれたのだと思う.これを読むと、「輝く都市」が気になってきた.また、建築を完成させていく上での指揮者が、従来の棟梁の役割を論じ、これからの指揮者は、建築家とエンジニアの両方の能力を兼ね備えることが重要と説いていることに共感を覚えた.
全2件中 1 - 2件を表示
著者プロフィール
ル・コルビュジエの作品





