- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784306051485
感想・レビュー・書評
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ル・コルビュジエを名乗る以前、若き日の旅の日記でした。感性や言葉の使い方に強く惹かれました。
パルテノン神殿から芸術家・建築家として強い影響を受けたことがわかります。
自分もパルテノン神殿を訪れ、体感したいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20世紀で最も影響を与えた建築家、ル・コルビュジェが20代に記した旅の記録。内容は状況説明が不足しがちで読みにくく、また共感しにくい。コルビュジェがドイツ語にもある程度通じていたこと、ペシミストとも思える性格、自らをフランス人と名乗っていたこと(ラ・ショー・ド・フォンはスイスである)、イスタンブールのモスクから良い影響を受けたこと、などが新たな発見であった。
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東方への旅 (SD選書 148)
(和書)2011年05月16日 15:31
ル・コルビュジエ 鹿島出版会 1979年1月31日
出版されるまでの過程も面白い。
若き日に何を感じたか興味深い内容でした。
普通に旅行記としても面白い。 -
翻訳系は難しい。
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建築家・芸術家としてのコルビジェの創作活動の原点となった、若き日の中欧、トルコ、ギリシャ、イタリアを巡る旅。その旅の最中に送られた友人への書簡や日記で構成されているのが本書。旅で描かれたスケッチはその後の建築にも反映されており、コルビジェを語る上で欠かせない重要な体験となった。この旅行に出かけたのは、今から100年前の1911年だが、パルテノン神殿を始め、今も当時のままの姿を残す建築物が多いので、若き日のコルビジェが受けた感動を追体験してみるのも興味深い。
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