住宅と宮殿 (SD選書 154)

ル・コルビュジエ 井田安弘

• 鹿島出版会 (1979年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Soma Oishi (大石宗磨）さんの感想 · 2020年9月26日]

住宅と宮殿
(和書)2011年09月28日 20:53
1979 鹿島出版会 ル・コルビュジェ, 井田 安弘


初めの方は、住宅と宮殿について興味深い内容で良かったが、最後の方は設計競技の結果への恨み節の印象が強すぎてそれまでの内容の印象がなくなってしまった。そこが残念です。

設計競技に関してはフランク・ロイド・ライトさんは初めからそんなもので良い建築は選ばれないといって嫌っている。ル・コルビュジエさんもそれぐらいの慧眼というか、初めから期待しているところが駄目だなって思った。

次は今回図書館で借りてきたル・コルビュジエさんの著作の最後です。

著者プロフィール

1887年生まれ。20世紀を代表する建築家。モダニズム建築の規範として、「近代建築の五原則」「モデュロール」など数々の概念を提唱。1965年没。

「2016年 『輝ける都市』 で使われていた紹介文から引用しています。」