建築史への挑戦 ―住居から都市、そしてテリトーリオへ

制作 : 陣内 秀信  高村 雅彦 
  • 鹿島出版会
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784306073517

作品紹介・あらすじ

住居から都市、そしてテリトーリオ(領域)へと、つねに建築史の可能性を切り拓いてきた陣内の最終講義および連続・対談講義録。

「物言わぬものに耳を澄まし真摯に向き合う研究者」と称した藤森照信をはじめ、各界の専門家とともに連続講義を行ったその記録と陣内秀信の最終講義を収めた一冊。
イタリアで学んだ「都市を読む」方法から学び、フィールド調査の成果の面白さを理論化する試行錯誤をいくつも重ね、〈空間人類学〉〈水都学〉〈テリトーリオ〉など、都市を読む理論を積み上げてきた陣内。建築や都市の史学の枠を越え、学際交流やアートとの協働を果たしながら、日本の拡大成長から成熟社会の時代という真逆のベクトルのなかで、つねに建築史の可能性を切り拓きつづけた陣内の歩みがここに凝縮されている。

著者プロフィール

陣内秀信(Hidenobu Jinnai)1947年福岡県生まれ。東京大学大学院工学係研究科博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。専門はイタリア建築史・都市史。現在、法政大学特任教授。著書に『イタリア海洋都市の精神』(講談社)、『ヴェネツィア―都市のコンテクストを読む』(鹿島出版会)、『都市のルネサンス〈増補新装判〉』(古小烏舎)ほか多数。主な受賞にサントリー学芸賞、地中海学会賞、イタリア共和国功労勲章(ウッフィチャーレ章)、ローマ大学名誉学士号、アマルフィ名誉市民、ANCSAアルガン賞ほか。

「2022年 『トスカーナ・オルチャ渓谷のテリトーリオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

陣内秀信の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×