- Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
- / ISBN・EAN: 9784306092013
感想・レビュー・書評
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図書館を散歩していたら出会った一冊。
テーブルマナーの本というと、「魚の食べ方とは……」みたいな説明的な文章にうんざりしそうなイメージが僕の中にはありますが、これは「For teen-agers」ということもあってかなり気軽に読めます。全体的にみじかくまとまっていますし、ユーモアも忘れない解説とイラストが素敵です。
おしゃれな装丁に、平易で気品のある文章。お子さまに差し上げても喜ばれるのではないでしょうか?
初版は1969年。ぼくのお母さんがteen-agersの時代ですよ(笑) にもかかわらずぼくは、こんな振る舞いができたらとってもオシャレだなと思ってしまいます。「気弱だけでは女心はつかめないということを、どうぞお忘れなく……(p. 87)」
こういうマナーは、「いかに自然にふるまうか」ということが大切で、日ごろからきちんとしておかないといけませんね。ファミレスとはいえ、食事の場で大声を興奮しながら会話するおばさんなどもってのほかです(きょうみかけたので愚痴ついでに)。
あとは、ぼくが思わず吹きだしてしまったページを記録しておきます。そういう本ではないんですけどね……
(p. 19, 45, 46-47, 57-59, 67, 69, 73-76, 80-81, 85, 89-90)詳細をみるコメント1件をすべて表示 -
ティファニーの前会長によるテーブルマナーの入門書。”品よく楽しく”を基本に、手書き風のシンプルなイラストで、分かりやすく食卓マナーが学べる1冊。
テーブル作法を丁寧に、時に厳しく、ユーモアたっぷりに表現されていて、ページを眺める度に背筋が伸びる想いです。初版は40年以上前ですが、内容は全く色あせません。少し古い訳も、逆に味わいがあります。
BON APPETIT!(さぁ おいしく召し上がれ!) -
「まえがき」から品がある。あくまで自然な優雅さをよしとする文言に、ティファニーの考え方が表されている。挿絵もクスッと笑えるユーモアも優しい。ますますティファニーファンになる。
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懇親会などでフレンチが出されたとき、食べ方に迷うことがよくあるため、いつでも気軽におさらいできるように購入しました。さすがにこれはしないと思う無作法から、これは知らなかったと思う作法まで、分かり易い説明でした。羽ペンでサラッと描かれたような挿絵と丁寧かつ軽妙な語り口のため、マナー本のわりに堅苦しさがありません。ティファニーブルーの表紙が差し色になるので、普段はインテリアとしても飾っておけそうです。
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知っておくといいですよね。
ポイントがすてきなイラストで説明されています。
一度見ておくといいかもしれません。
意外とマナー本に書かれていないポイント(食べ終わった後のフォークの上下とか)もしっかりわかります。 -
女性としての教養やマナーが学べます。
イラスト付きでさらっと読めますが、この本に書いてあることを覚えてからテーブルマナーで悩むことはなくなりました。 -
ティファニーの前社長が書いたという本読んでみました。テーブルマナーの基本のきが丁寧に書かれていました。挿絵もシンプルで品のある本だと思います。本も分厚くないのですぐ読み終えます。
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パーティーに呼ばれることはなくても、ナイフやフォークの使い方くらいは知っておきたいと思い買った本。文字よりイラストの方が多いので、詳しい解説ではないけれど要点は伝わっていると思う。
切れ味の良いコメントが好き。 -
なるほど、なんとなしにパリっぽいイラストとともに
マナーがわかりやすく、ワンポイントレッスン的に説明されている。
フォークは、食べ終わったら先を下に向けて置く、とか。ナイフはテーブルから何センチ以上浮かせて持たないようにすれば、相手も怖くない、とか。
ちょっとしたエスプリ(っつーの?)とともに。粋だなぁ。
もっともっと細かく、「こういう形のがデザートスプーンで…」っていうのが知りたかった私はもう一息詳しくないと残念に思ったけど、これはこれでステキな本だなっと。 -
文字が少なく絵が大きくてよい。すぐ読み終わる。こういうデファクトスタンダードを知っておくと、コース料理食べる時の自信というか振る舞いの根拠がはっきりしてよい。