桃尻語訳 枕草子〈上〉

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 89
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309004730

感想・レビュー・書評

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  • 笑った!テンション高くてかなり楽しい。寧ろ今の時代に読む方がおもしろいと思います。入り込めやすくてお勧め。

  • この本は丁度高校時代、古典の授業で枕草子の一説(香炉峰の雪という題でした)を訳していた時に図書室で発見しました。
    高校時代は「この話面白い」と思っているところにタイムリーに関係書を発見できることが多く、桃尻誤訳〜もその中の一冊でしたね。今となってはその運のよさはなりを潜めてしまいましたが。
    古典といえば、教科書に載っているようなカタい表現(もちろん独断で。悪いとは云ってません。)を想像しますが、この桃尻語訳ではその想像・先入観が粉々に粉砕されます。当時高校生だった私は腰が砕けた様な心地だったのを覚えています。もちろんいい意味でですよ。いい意味で。
    特に文章の引用などはしません。内容はやはり百聞は一見にしかず。親しみやすい枕草子だと思うので、手にとってみてはどうでしょうか?

    唯一の心残りといえば下巻を読めずじまいだったことでしょうか…(図書室に上・中巻しかなかった。

  • 実は卒論の大テーマは「枕草子」でした。というのはさておき、上・中・下巻、全部持っています。ちゃんと読みもしました。

    中学の国語の授業で初めて枕草子が出てきたときに教科担当の先生が該当段のこの本のページをコピーして配ってくれました。なじみやすい文体に力の抜けた挿絵。小難しい古文がすごく身近なものに思えたのです。当時の先生に感謝〜。

    古文・枕草子は小難しいけれど、そこに書かれている物思いは何百年もの開きがあっても同じなんだな〜。だけど着物着て生活してたり蹴鞠で遊んだり… とか違う文化で過ごしているのがわかるのがすごく面白い!

    この本だと翻訳の必要なしで概要がわかるので重宝したものです。。

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著者プロフィール

橋本治
1948年3月25日 - 2019年1月29日
東京生まれの作家。東京大学文学部国文学科卒業。イラストレーターを経て、1977年に小説『桃尻娘』を発表、以後文筆業を中心とする。同作は第29回小説現代新人賞佳作となり、映画・ドラマ化もされた。1996年『宗教なんかこわくない!』にて第9回新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』にて第1回小林秀雄賞、2005年『蝶のゆくえ』にて第18回柴田錬三郎賞、2008年『双調 平家物語』にて第62回毎日出版文化賞、2018年『草薙の剣』で第71回野間文芸賞をそれぞれ受賞。
編み物にも通じており、1989年『男の編み物(ニット)、橋本治の手トリ足トリ』を刊行。自身の編んだセーターを着てCMに出演したこともあり、オールラウンドに活躍を続けた。

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