ハング・ルース

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309008011

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  • ハング・ルースとは、親指と小指をはねあげた手の形。「親指と小指くらいは遊ばせて、ゆったりつかまってればいいじゃん」みたいな意味。家出を繰り返してとうとう家に帰れなくなったユニと、投げやりで薬を売ったりもしていたフェイスの物語。バカなんだけれど、どこか誠実でまっすぐで、光のある方へ行こうとしている姿が、何かイイ。

  • 木沼駿一郎氏より寄贈。

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著者プロフィール

鷺沢萠(1968.6.20-2004.4.11)
作家。上智大学外国語学部ロシア語科中退。1987年、「川べりの道」で文學界新人賞を当時最年少で受賞。92年「駆ける少年」で泉鏡花賞を受賞。他の著書に『少年たちの終わらない夜』『葉桜の日』『大統領のクリスマス・ツリー』『君はこの国を好きか』『過ぐる川、烟る橋』『さいはての二人』『ウェルカム・ホーム!』など。

「2018年 『帰れぬ人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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