香山リカのきょうの不健康

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 20
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309010748

感想・レビュー・書評

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  • 確かにミュージシャンって、神経症気味の人が多いように思うけど実際どういう風に病気とつきあってるものなの?っていう本。だけどあんまり神経症的な部分を自分のナルシスなところに使ってる人は3人の中にはいなくてむしろ「いやあ、なんだかなあ、こんなことになっちゃって」という感じのスタンスだったところがよかったです。
    大槻ケンヂの話がやっぱりおもしろいのは贔屓目なのだろうか。。

  • どちらかというと香山リカは、ライブでファンからキャーキャー騒がれる自分と素の自分の差への悩みや“病んでいる”ことと創作の関係などの「アーティストが神経症であること」について聞きたがっていたようだけど、3人とも神経症の原因に自分がアーティストだからという要因はあまり考えていないようにみえた(もちろん多少は関係していたけれど)。

    私も勝手に「アーティストなんだからすごいストレスがかかって、すごいことになっちゃうんだろうなー」と思っていたので、読んでみると「あれっ普通の神経症じゃん」という感じ。
    一般人の生活とアーティストとして生きることは神経症についてはそんなに差がないことなんだろうか。それとも本人たちが当たり前だと思って意識していないだけで職業病っぽい部分はあるんだろうか。

    ただそのおかげで一般の人にも神経症がどういうものかが分かりやすいし、何らかの悩みを抱えている人にとっては励まされる本になっているんじゃないかと思う。

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著者プロフィール

1960年 北海道札幌市生まれ 東京医科大学卒 現在,立教大学現代心理学部映像身体学科教授。
専門:精神病理学。臨床経験を生かして,新聞,雑誌で社会批評,文化批評,書評なども手がけ,現代人の”心の病”についての洞察を続けている。
著作に『悪いのは私じゃない症候群』ベストセラーズ。『しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』幻冬舎。『精神科医ミツルの妄想気分』講談社。『女はみんな「うつ」になる』中央法規出版。『雅子さまと「新型うつ」』朝日新聞社。など

「2010年 『「生きづらさ」の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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