- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309011097
感想・レビュー・書評
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ほんと、売春と何が違うんだろう。
体を貸してるだけで、心はないと言うけど、そんなことがあるだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『花々の墓標』を読んで、どんな小説書いていたのか気になっていたので読んでみた。
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文藝賞優秀作受賞作品だそうです。作者は東大仏文科卒業。私にはよくわかりませんでしたが・・・。
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有名大学の学生であるマヤは銀座のクラブで働きながら、貨客に「ボディレンタル」と称して自分を与える仕事をしている。買われた相手の思うとおりに自分を与えるマヤと美しい友人桐子や、野獣君たちとの非日常を綴る。マヤの考え方はよくわかったけど、どうしてそうなったのかが書かれてなかったのでなんかあやふやな感じだった。
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心と体は別か
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文藝賞優秀作(33回)
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自分をこちらに繋ぎとめるものさえなかったら、してみたい。そういう意味でも、やっぱり友達は必要なのかもしれない。
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性についてセキララに書きます女だけど東大出だけど、
っていう、いかにもっぽい感じが嫌で避けてきた本。
でもふと読んでみたら全く印象が違った。
「隠したくともつい知識がそこかしこに滲んじゃうのよ」
的なきらいはあるけど、若さゆえの虚無感は気持ちよい。
しかも直截的性描写は薄めだったことは嬉しい誤算。
比喩表現もおもしろいものが多かった。
文章が良い。
後の作品よりずっとずっと、文章が良い。
普通練られていくはずなのにね。
若さがうまく作用している作品と思う。