みだれ髪: チョコレート語訳

  • 河出書房新社
3.51
  • (9)
  • (30)
  • (37)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 225
感想 : 33
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309012285

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 与謝野晶子のみだれ髪は教科書等で見聞きしたくらいしか知りませんでした。なので、これだったら、手がつけやすいかなぁと思い読みました。

    恐るべし晶子。

    凄いとしか言いようのない、詩人だったんですね。

    機会があれば、原文にも触れてみたい一冊でした。

  • 2009/03/27

  • 2に同じ。

  • 万智さんに出会って、
    日本語とリズムの美しさを知った。
    ただの古典国語作品と思っていたものが
    芸術作品として届いた気がする。
    女の人は、いつの時代も強く美しい。

  • 【妻子ある鉄幹への狂おしい熱情と官能のよろこびをうたいあげた、与謝野晶子の革命的歌集『みだれ髪』。愛ゆえに、畏れを知らぬ若き女のデビュー作は、娼婦の言葉、“乱倫”といわれスキャンダルを巻き起こすが、のちに文学史上の金字塔となった。晶子以来の天才歌人、あの『チョコレート革命』の俵万智が、恋する女なら誰もが心に秘めている、甘くてほろ苦い“チョコレート語”で甦らせる、百年の恋の陶酔。 】

  • 艶やかな文

  • 与謝野晶子の世界がよく理解できます。
    それにしても「言葉」を使うのが本当にうまい歌人だと思います。

  • 与謝野晶子が一躍名をあげた大胆かつ情熱的な歌集「みだれ髪」を現代短歌に訳したもの。「みだれ髪」を読んだときあまりの難解さに意味がわからなかった短歌が、「なるほどこういう歌であったか」と感心することしきりであった。

  • 歌人になりたいと思ったことがあったけれど、この人の短歌をよむと、すごすぎて、かわいすぎて切なすぎてため息が出ます

全33件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1987年の第1歌集《サラダ記念日》はベストセラー。歌集に《かぜのてのひら》《チョコレート革命》《プーさんの鼻》《オレがマリオ》《未来のサイズ》《アボカドの種》、評伝《牧水の恋》、エッセイ《青の国、うたの国》など。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。

「2023年 『旅の人、島の人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

俵万智の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×