- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309013848
感想・レビュー・書評
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僕の独り言が好き
切ないなあ~~
この終わり方・・・
う~~~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋人の妹と同棲するお話。
主人公には目も当てられない感じだったので自分が擦り切れたボロ雑巾のように感じました。 -
みづきがすごく可愛いんだ。そして主人公もまた可愛いんだ。
タイプの違う2人だからこそ成立し得た話だったんだと思う。
高校の時に初めて読んで、大学の時に読んだら印象が変わってガッカリした覚えがある。
今読んだら、どんな風に感じるのかな。
本棚に眠っているそれを、引っ張り出したくなった。 -
名前が一緒なので読んでみた。
せつないが心温まる話だった。 -
タイトルに惹かれて、手に取りました。
最初は、やたらに長いだけのお話なのかな〜・・・
なんて思ってたけど、読むうちに、最後のほうはドンドンのめり込んでいきました。
え?うそ。
って感じでちょっとあっけないところもあったんだけど、
なぜだか納得できるような。
そんなもんだよね人生。(って最近そればっか思ってる気がする)
最近見たお芝居と同じく、「相手への思いやりを忘れず、いつ何が起こるか分からないから気持ちを伝えよう」というメッセージを受け取ったような気がしました。
全体的にせつないお話です。
☆抜き出し
あとになって、僕は気づいた。
人はとても、とてもかんたんに傷つくものなのだ、と。
傷つくということは、ごくふつうのこと、すごくよくあることなのだ、と。
そして、自分が傷つけられたということに、自分ではその時はどうしても気づけないということも・・・。
傷つくことは、あたりまえのことなのだ。
あたりまえのことなのだから、それでいちいち他人を、責める相手をさがすこともないかわり、自分自身を責めることもない。
珠美は、このスーパー可愛い僕のGFは、僕の溢れる才能にいっさい関心ない、ってことをあらわしていた。
そんな女のコ、他にはいなかったし、そしてそれは、だから僕が不愉快になるということではぜんぜんなくって、ヘンな話のようだがむしろ、スーパー可愛いということとおなじくらい、ううん、なぜかそれ以上に、僕が珠美に惹かれた理由のような気もした。
悩んだり迷ったりしたときは、自分のいちばん好きなこと、得意なことを、自分にとっていちばん大事なことをきちんとやる。そうじゃないと人はますます煮詰まって、出口を見失ってしまう。悪循環だ。しまいには自分がいったいだれなのか、何ものなのかさえあやうくなったりして…。
僕がカケイを嫌いなのは、僕がカケイと話すといつもいつも傷つくのは、けっきょくこいつが人を、世界を、優越感と嫉妬、そのどちらかでしか捉えることができないやつだからだった。そして、こいつがものすごく上手な嘘つきだったからだった。他人に対してだけでなく、自分自身に対しても。
ようするに、カケイはほんとうは、ほんとうに自分に自信のないやつだった。自分を他人、目のまえのだれかといつも比べていないと不安になってしまうということは、そもそも自分が素寒貧だということを自分で判っているからだ。自分で自分が素寒貧だと思っているからだ。自分では、自分の値打ちが見出せないのだ。
カケイにはほんとうはなにもないのだ。これが自分だ、っていえるようなものが、なにひとつ。
そしてそれでもヘーキなフリをしている。他人にも、そして自分にも。ほんとはヘーキなんかじゃないくせに。 -
7,8年前に読んだ.
今読むとどう思うのかな?
モロゾフのプリン.
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僕と男の子っぽい女の子・みづきとの突飛もない出逢いから別れ<br>
までを描いた物語。ラストがありきたりすぎるのが玉に傷か。<br>
文章のタッチは嫌いではないし、比較的読み易い。