ピーターラビット紀行: ふたりで行くイギリス湖水地方の旅

著者 : 新井満 新井紀子

• 河出書房新社 (2002年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

湖水地方が今も百年前と変わらぬ美しさを保っていられるのは、ピーターラビット絵本の作者、ポター女史のおかげだったのか!本当に豊かな人生とは?自己実現とは?社会貢献とは…?芥川賞作家夫妻は歩きつづけた。美しい写真と感動の紀行文学。

感想・レビュー・書評

[ICcafeさんの感想 · 2012年6月5日]

やっぱり調べて行けよ！と突っ込みたくなった。

[このはさんの感想 · 2010年6月14日]

作家の熟年夫婦がビアトリクスポターの足跡をたどってイギリス湖水地方を旅をする旅行記。大きくはないが、カラーの写真や旅行のルートが掲載されていたりして、眺める楽しみもある。ジュディ・テイラーさんの本を読みながらゆかりの地を辿るという流れになっているため、最後までお墓がないことを知らずに旅していたらしい。ほんとかなぁと首をかしげたくなるが、そこは本を盛り上げるための演出か。

著者プロフィール

1946年、新潟県生まれ。上智大学法学部卒業。電通入社後、音楽・映像プロデューサーとして活躍。1987年『ヴェクサシオン』で第9回野間文芸新人賞、1988年「尋ね人の時間」で第99回芥川賞受賞。作家活動以外に、作詞・作曲家、写真家、環境ビデオのプロデューサーとしても活躍中。

「2015年 『生きている。ただそれだけで、ありがたい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」