- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309016832
作品紹介・あらすじ
舞台は教室。プロデューサーは俺。イジメられっ子が人気者に?!第41回文芸賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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話のテンポが良くて読みやすかった。
やっぱり上辺だけの人間は化けの皮がはがれるととても弱い。人から本当に心から好かれている人は幸せだと思った。
1度自分が作り上げたキャラクターは、既に自分の一部分となり、そのキャラクターなしでは生きられない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生くらいのときに読んだら
高校デビューに役立つかもしれない。 -
不幸は唐突に訪れるものだなと実感する.
しかしこの主人公ならどんな環境でも自分をプロデュースしていけそう. -
一気に読んでしまった。
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TVはみないので、ドラマは見ていない。
学生の時、自分を変えようとか、誰かを周りをコントロールしようとかしたのを思い出した。
学校にいる間は、その世界が全てで、ちょっとした空気の変調に気付かないと大変な目にあったりする。
うまく波に乗れてるつもりでも本当はそうじゃない。
自分の主観と他人の客観は違う。
修二は結局誰にも心を開くことができず、格好を付け過ぎて自分をも演じ続けて距離を保つことで、その世界や周りとのバランスをとろうとしたのだけど、信太のプロデュースに夢中になり過ぎて、自分のことが疎かになり、ズレが生じ失敗してしまう。
まだ高校生だからか、周りの反応も幼いのか純(単純)だ。
最後は潔いと思う反面、今度はホントの友達を作って欲しいと思った。
修二は本当は偏見のないイイヤツ。
誰でも自分の役割を多少は演じているところがある。
この本は文体が読みやすかった。 -
いじめられっ子の転校生『信太』を人気者に仕立てていくお話。これは面白い! 最後の部分は小説としては余計かなとは思うけれど、いじめられたら逃げていいんだよっていうメッセージと取っておきます。
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ドラマは正直あまり面白くなさそうだったので1話だけ見て終わってました。今回暇つぶし程度で読みましたがドラマとは全然違うんですね‼︎ノブタが女じゃない‼︎山ピーがやってた役の人がいない‼︎ドラマと同じ内容だと思い込んでいたので、あまりの違いにびっくり。別物として読みました。確かに転校生がノブタのような感じだったら大多数の人がクラスメイトたちと同じような態度を取りますよね。そんなノブタをプロデュースしようなんてなかなか面白い試みだと思います。いい感じでプロデュースが進んでたのに終盤急降下で暗くなりました。やっぱり表面上の付き合いだといつかボロが出るということですかね...最後はえー‼︎となりつつ、自業自得だなーとも思い、あんまりスッキリしないで終わっちゃいました。
h25.10.15 -
ドラマを見てたから図書館で借りてみたけど、なんなんだ?あの救われないラスト。結局修二は演じ続けなきゃいけないの?やるせない。2011/024