理解という名の愛がほしい——おとなの小論文教室。II

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 363
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309017457

感想・レビュー・書評

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  • 人とつながる表現教室。 の改名版らしいです。


    ちょっと…はずかしいと思ってしまったタイトルでしたが、
    内容はよかった。
    私の不安とか、そういうものを、言葉として表してもらえて、
    すごく、楽になれた。

    楽しい時と、そうでない日常の平坦さや、
    表現する時の怖さと、自分が救われた感覚になること、
    そして人との愛のかわし合いの事。

    そうだなー。
    これを読んで私も少し考えてみる。
    で、少しずつでも、何か、表現していきたいと思った。

    ---------------

    「歓びの瞬間」は、あっという間だけれど、そこまでの、
    長い長い長い準備期間のほうがリアルだ。

    返事は一つ「許す」しかない。これは、とても囲い込まれたコミュニケーションだ。

    本当の想いは分かった瞬間にものすごくスッキリする。


    でもそれは考えているのではなく、感じているだけなのです。
    感じている事を言葉にすることが考えることです。
    ところが、彼らが感じていることを言葉にできないのは、勇気がないからなのです。
    言葉にすると、誰かに評価されてしまう。それが自分に返ってくるのがこわいのです。



    「おとなになる」っていうことは、自分に必要な愛は、じぶんでとってきつつ、ちゃんと自分から愛を注ぐ対象をみつけ、そこに必要な愛をそそいで、細々とでも、それを、循環してつづけていけるっていうことだ。

  • ほぼ日連載の「おとなの小論文教室」書籍化第二段。

    ▽人に何かをお願いするときは相手に返事を迫る前に
     ・日ごろ相手をどう理解しているか。(相手理解)
     ・自分はどのような想いをもってこれに臨んでいるか。(自己紹介)
     ・一緒に何を目指すのか。(志)
     の3つを伝えるべき

    ▽話をしていておもしろい人は、私の投げかけをじっと受けとめて、言葉を発するまでに、独特の「間」がある

    装画・装丁:南伸坊 本文デザイン:大野リサ

    前作よりも響かなかったのは
    連載初期ほど強い思いがなくなったからか
    受けとめる私の側の環境が変わったからか。

    生きる実感は歓びの瞬間ではなく準備期間だと言うけれど
    その一瞬だって実感となるのではないかなぁ。

  • 決して高みからではなく、読者と同じ地平で誠実に悩み、考える山田ズーニーさんの人気コラムを本にまとめたもの。 興味のある方は、こちらhttp://www.1101.com/essay/index.htmlからバックナンバーから読めます。

  • タイトルで七割方心がもってかれましたが・・・

    今晩しっかり食べても 明日の朝には腹へってるよね うん

  • 「おとなの小論文教室」をまだ読んでいないのに、こちらを先に読んでしまいました。
    まぁ、時系列が大事ではないので、いいと思います。
    それで気づいたよ、私には愛が必要なんだと。


    まあそれはさておき。
    愛も食べ物と同じで溜めておかないという話がとても印象的でした。
    そうだよな、どんなに食べたってお腹すくもんな。

  • とてもよかった〜
    山田ズーニーさん好きだわ!

  • このシリーズはどれもすばらしい

  • (2007/09読了)

  • この本は、自己啓発などというものではなく、著者の日記をこっそり覗いたような書である。だから、ネガティブな心の一面を見てしまったりもする。でも、そこに、嘘はなくて、著者の正直な思いが綴られているのだ。一緒に共感し、そうだよなぁと頷きながら読んだ。

  • そのことばに、芯から正直な心がこめられている時、人のこころは揺さぶられる...。
    そんな瞬間を、著者の体験や、著者に寄せられる読者のメールから追体験し、じ〜んと来る。
    相手と、正直な繋がりをつくるには、胸の手前のファイルボックスからじゃなくて、自分の心の中の湖にダイブして、相手に応えることばを...。
    そんな話を、身を削るような体験談で語ってくれるズーニーさんは、ただものではない!!

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著者プロフィール

全国各地で、表現教室のワークショップ、大学講義、講演などを通じ、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍中。『伝わる・揺さぶる!文章を書く』『おとなの小論文教室。』他著書多数。

「2018年 『理解という名の愛がほしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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