愛を海に還して

著者 :
  • 河出書房新社
3.14
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本棚登録 : 159
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309017648

感想・レビュー・書評

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  • 図:ワタルくんの最後にホロリしそうだが、泣けなかった。
    出版社/著者からの内容紹介
    恋愛の痛みを知っているすべての人に、贈ります。
    「幸福というかなしみ、喪失というゆたかさ。こんなふうに人を愛することが、こんなふうに人を失わずにいることが、私たちにはできるのだ。」角田光代氏大絶賛。
    愛と恋に生きる熱く切ない日々。島清恋愛文学賞受賞の恋愛小説の新・名手、渾身の書き下ろし。

  • 二兎を追う者は一兎をも得ず。

    作家業の主人公は編集者に思いを寄せるようになる。
    が、同居の彼氏がいる。
    彼氏は結婚を望んでいたが、婉曲に先延ばしされていた。

    物語は、アメリカにて。主人公が引っ越し荷物の中から、一つの箱を振り返ることから始まる。
    その中には、エッセイ、男性編集者とのやり取りが。
    思い出が詰まっていた。
    主人公は当時を振り返る。

    愛情表現豊かな同居人がいながらも、ほかの男に心を奪われる。

    あーあって感じ。

  • 愛について考えた
    切ない

  • 移動図書館車にて。
    読後がアッサリ…。サクサクと読んでしまった。

  • 相変わらずのあっさり感。
    だけども最後に想うのは、生きてる人宛、になってしまうのかな?とラストを不思議に思ってしまった。
    あのときの想いを、本当に片付けられたのかな。

    主人公に同調することなく、軽く読めたけれど
    なにを伝えたかったのか、少しわからなかった。

  • 愛と恋の違いみたいなものが感じられる本でした。
    私は、今まで恋しかしてないのかもなと思わされました。

  • 最後はなんか切ない。こんな恋愛もあるんだなぁ…って感じ。そして最後でタイトルの意味がわかりました。

  • 主人公の女性の心の描写が鮮明に感じる事ができた。愛にはいろいろな形があるなと痛感した。

  • ちょっとラストは寂しい。浮気はいけないことだけど、共感できるとこがたくさんありました。恋と愛の難しさ・・・。

  • ー悲しみたいだけ悲しんで、泣きたいだけ泣けばいい。無理して忘れようとしないほうがいい。悲しむことがあるというだけで、その人の人生に何か在る、ということだから。そんな人生、素敵だと思わない?-

    癒される。

    今年になって、小手毬るいの作品3冊目。

    長く読めなかった恋愛小説がようやく読めるようになった。

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。ニューヨーク州在住。
『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』(講談社)『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)ほか、主な児童書に『心の森』(金の星社)『やくそくだよ、ミュウ』(岩崎書店)『シナモンのおやすみ日記』(講談社)など多数。

「2024年 『新装版 まほうの絵本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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