東京借景

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 35
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309019017

作品紹介・あらすじ

いつだってオレは、記憶の中の風景に裏切られている-ダメ人間となった恩師らしき男、義眼の隣人、巨大な友人Q…無性にイラつく奴らとの距離。

感想・レビュー・書評

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  • 萩世いをら氏の作品「東京借景」を読了。映画のタイトルのような作品名にひかれてずいぶん前に買ったのをを覚えているがずっとほおっておいた作品だ。「東京借景」と「さようなら風景よ、サヨナラ」の2作品が収められている短編集だが結構読むのに体力がいた作品だ。物語は複雑ではないのだが執拗な文章の重ね方がちょっとだけ町田康を思い起こさせるような部分があり読む人間を疲れさせる部分があるのだからではないかと思うのだがどうだろう。駄目人間になっている昔の恩師にであい泥酔の後街をさすらい、最後には山の手線をぐるぐるまわる主人公が出会う一人たちと風景を描いている「東京借景」、家賃未納の主人公と妖しい大家、義眼の隣人、どでかくてむかつく友人Qと普通ではないやつのだめだめな日常が描かれた「さようなら風景よ、サヨナラ」と説明するとわかりやすく思えるだろうが、読み始めるとそう簡単には先にすすませないのが著者の味なのか技なのか単に相性の悪さかちょっと判断がつかなかった。次作品に期待と書いて逃げておきたくなったちょっと不思議な作品を読むBGMは、

  • 毎日いろんな風景がどんどん過ぎ去っていく。

    いつも同じような眺めでも、その時の気持ちによって異なっていく。

    東京という場所は、いろんな人が住んでるし、いろんな場所があるし、
    ちょっとした出来事も立派な小説になる。

    想像力がどんどん膨らむ文章で読みやい。

  • 高田馬場を中心に、偶然再会した小学校のときの先生とその教え子は、山手線を一周して、また高田馬場に戻ってくる。

    めまぐるしく変わる状況、目に浮かぶそのときどきの場面。東京借景

    他短編
    街を徘徊する、さようなら風景よ、サヨナラのほうが読みやすかった。
    デビュー作よりこっちのほうが印象に残った!(何

    猫が何回もでてきた。
    こういう文ってだらだらしてて読みにくいけど書き続けることができるってすごい。金原ひとみを思い出した。
    キライじゃない)^o^(

  • 2009.11
    風景描写がなかなか面白いです。
    装丁がスタイリッシュ。

  • なんだろう・・・捉えどころがない作品でした。
    結局ラストはどうしたかったんだろうか?

    んー読みづらかった。
    構成・文章だけでなく、作品の暗さも含めて読みづらかった。

    もしかすると、現代的な小説になれすぎてしまって、こういう作風を拒絶しっちゃってるのかね。

  • 文藝(2009春)のレビューされていた本

  • タイトルに魅かれましたが、自分にはよくわからない作品でした。

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著者プロフィール

1983年生まれ。2006年「公園」で第43回文藝賞を受賞しデビュー(同年に「ぴあフィルムフェスティバル」入選)。文芸誌を中心に活躍。著書に『公園』『東京借景』がある。

「2013年 『ピン・ザ・キャットの優美な叛乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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