世界小娘文學全集----文藝ガーリッシュ 舶来篇

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 213
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309019109

作品紹介・あらすじ

『地下鉄のザジ』『悲しみよこんにちは』『うたかたの日々』…小娘なら持っていたい、スヰートでビターな世界文学への誘い。

感想・レビュー・書評

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  • とてもいいブックガイドですが、一読したら酔っ払ったようになってしまって。

    レビューを書くというより

    「今、読み終わったよ」

    としか書けないのが非常に情けないです。

    これは二回読まないとダメな感じかなあ。

    甘いへなへなした作品群とはセレクトは対極にあります。
    とだけは確実に言えるかと。

  • いや〜すごい。海外文学の奥深さを感じました。正直、年と共に海外文学から距離を置くようになってしまって…カタカナの登場人物がなかなか頭に入らなかったり、翻訳によってはストーリーにのめりこみにくかったり…してたのだが、そんな理由で遠ざけるのも勿体ないことだと改めて思ったのだった。白水社や国書刊行会などの幻想文学も多く取り上げられ、怪しく、儚く、残酷で、甘美な海外のガーリッシュ文学。危うい魅力に満ちた本たち。思えば、中高時代の方が海文読んでたなぁ。「ジェイン・エア」や「悲しみよこんにちは」といった海外ガーリッシュの金字塔文学、機会があれば再読したいと思う。
    そして、書き下ろしのコラムにも目からウロコである。「共感とか感情移入なんてものはいい読書体験の必須条件ではない。共感がないと楽しく読めない人って、どんな料理出しても『醤油ない?』って言う人です。」なんという鋭さ…!!

  • 副題に「文藝ガーリッシュ 舶来編」とあるように、これは前著『文藝ガーリッシュ−素敵な本に選ばれたくて」(河出書房新社、2006年)の続編にあたるもの。前著は近代日本のガーリッシュ文學だけに焦点を絞っての言及だったが、今回はその対象を海外文学に求めており、ちょうど対をなすものとなっている。そもそもガーリッシュなる言葉それ自体が外国語なわけで、そういう表層的な意味ではよりふさわしい対象であるとも言える。もちろん「小娘」なり「文藝」という言葉が表すように、日本のコアな文学好きが少女(仮想含む)が好む舶来ものを俎上にのせて、著者がひとくさり語ったものだ。全体を10章にジャンル分けをしているものの、欧米の「欧」に偏るあたりは著者の好みか。戦後の近代アメリカ文学の比率はかなり低い。取り上げられているのは全60作。一作毎に2ページ程度で簡潔にプロットと読みどころを紹介。前著と違ってあまり余計な作品へ言及しないところが分かりやすい反面、物足りなくもある。

  • 文学

  • 『志はもっと高く、心はもっと狭く』
    共感とか感情移入なんてものはいい読書体験の必須条件ではない。。。強烈な他人の言葉、それが文学。ほほう、そう思うことにしたら、これからも文学が読めそうだ。

  • 図書館

    気になった本は、『それぞれの少女時代』『睡蓮の教室』『より大きな希望』

  • 装丁とタイトルと著者(『文學少女の友』の人)、そして「はじめに」から、多分「最新のベストセラーなんかに気を取られず、古本屋を巡り、隅に追いやられたかわいそうな絶版本を味わう孤独で個性的なあたし」に酔うアルコール分の強い本ではないかと覚悟して読んだ。べつに間違ってはなかった。でも著者の文学ストックの多さには素直に感心したし、散りばめられた「手帖」も内容を賞賛はしないが面白かった。肝心の文学紹介があらすじを述べるだけで終わってしまうものもあったりして物足りなかったのが残念。

  • 志は高く、心は狭く。
    私も小娘になりたいです。

  • 表紙が可愛らしい!飾っておきたいくらいです。紹介されている小説たちも、一般的に少女小説といわれるものとは一味違う、毒味の利いたものが多め。そういったものが読みたい方にオススメかと。

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