懐かしき友への手紙

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  • 河出書房新社
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本棚登録 : 8
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309019291

作品紹介・あらすじ

人であることは、すべて満足と感謝のなかにある。肉体の感覚が呼び覚ます、人生の記憶。最愛の母、兄、そして友人たちの生と死を通し、生きてあることの喜びと哀しみを描く感動の連作集。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで漫然と読んでいた三木卓をちゃんと読んでみようと決意。
    「耳」「指」「眼」など体の一部をテーマに書かれた連作短編集。
    小児まひで血行の悪い冷たい足を母が太ももの間に挟んで温めてくれたこと、在日朝鮮人の友人の思い出、膝の手術の顛末など、グッと胸にくるところ、脱力して笑ってしまうところ、本当に味わい深くい。
    しかし文章は抑制のきいいていて、湿りすぎず乾きすぎず、独特の温かさがある。

  • 群像2009年11月号書評より

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著者プロフィール

1935年、東京生れ。早稲田大学卒業。芥川賞、平林たい子賞、芸術選奨文部大臣賞、谷崎賞、読売文学賞、2006年「北原白秋」で毎日芸術賞、藤村記念歴程賞、蓮如賞を受賞。07年、日本芸術院賞恩賜賞受賞。

「2016年 『私の方丈記 【現代語訳付】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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