きもので読む源氏物語

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 29
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309019796

作品紹介・あらすじ

貴人たちの生き方は、その着るものにこめられていた。「きもの」を鍵に、物語の行間に秘められた"心"を解読する、絶好の案内書。

感想・レビュー・書評

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  • 源氏物語に関するいろいろな本を読んできましたが、この観点は初めてでした。
    う~む、おもしろい!
    横に色事典を置いて読めばよかった・・・読んでいる電車の中で、知らない色の名前が出てきても、適当に想像するしかなかったので・・・
    この著者によると、『源氏』時代の着物は、柔らかかったそうで、よく資料集なんかで見るパリっとしたのとは違うらしいのですが、それは初めて知りました。
    著者のプロデュースする源氏ファッションショーに行ってみたいなぁ。

  • 近藤さんの着物エッセイはとても素敵なのですが、この本もよかったです。装丁も好きです。着物は時代によって仕立てや着付けが違いますが、そこがおもしろいですよね。源氏物語の女君、男君の着ている着物が具体的に解るのがいいです。みんなオシャレだー。

  • 面白かった。平安時代のきものや源氏物語について全然初心者でも分かりやすくて楽しんで読めた。

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著者プロフィール

1922年東京生まれ。作家。東京女子大学卒業。旧文部省、NHK、武蔵野女子大学などに勤務。主な著書に『永井荷風文がたみ』『田端文士村』『本郷菊富士ホテル』『馬込文士村』『一葉のきもの』など多数。

「2019年 『文豪のきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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