- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309020006
作品紹介・あらすじ
あなたの"へその緒"が社会とつながる。いままで誰も教えてくれなかった「働くってそういうことだったのか!」が、しっくりと温かく、あなたの胸に染み通る。働く勇気が湧いてくる!社会に羽ばたくための自分らしい一歩が踏み出せる!ネットで空前の大反響を巻き起こした大人の本気の仕事論。
感想・レビュー・書評
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働くことについて、また、「楽しく生きたい」ということについて、寄せられた意見と作者の体験談を元に書かれた本。
―「働く」ということは社会と自分をつなぐへその緒のようなもの―
―人間には「行く場所」と「帰る場所」が必要―
段々と社会の中で生きる自分や家族、まわりの人とのコミュニケーションの話になっていき、読者は「どう生きるか」という根源的なテーマと向き合うことになる。
決して答えを押し付けられている感じもなく、自分なりに答えを出すためのヒントがつまっています。
就職活動を控えた学生のみならず、会社で働く方、主婦の方にも読んでほしいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何のために働くか?ということを考えさせてくれる本でした
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進路などで悩んだ時の頭の整理に。
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・まっとうな答え → 学問的なもの
・絶対的な答え → 宗教
・自分に合った答え→ 自分の頭や感性で -
働きたくないわけではない、けど留学準備を名目に実際対して働いてないしその留学準備も必死で取り組んでない。その引け目ともしかしたら答えが載っているかもしれないとの想いから手に取った本。
「おかんの戦場」のエピソードが特に見にしみて、納得感のあるものだった。 -
著者のコラムに対する読者のコメントに著者が抜粋し話を広げる。著者だけでなく一般の人達の様々な考え方があり、共感できる内容や、気づかない視点などに触れる事ができる。「働きたくない」気持ちに理解を示しつつ、「働かない」とは何かを考えさせられる。全ての選択は自身で行う。
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働きたくない。楽しく行きたい。
そんな発言への違和感から、働くとは?生き方、主婦、働く、についての男女の感覚と教育の違い、人間関係などについて。
ほぼ日の大人の小論文教室に連載されていたものをまとめた本です。
連載当初から読者から様々な反応があったとのことで、そんな読者からのメールや、講演参加者の発言なども織り込まれています。
私は就職にずっと苦労していて、人とつながることですら、恐怖を感じています。
だけど、働かなきゃ、という気持ちは常に持っています。
印象的だったのは、楽しくいきる≠生きることを楽しむ、という言葉。
そして、仕事をしている人にとって主な戦場が職場であるように、
専業主婦にとっては家庭が戦場である、ということ。
人とのつながりの強さによって、ホワイト、グレー、ブラックに分けて考える、ということです。
どれも、衝撃的でした。
私は生きることを楽しめていなかったし楽しもうともしていなかったかもしれない。
専業主婦であった母のことを慮ってこなかった。
わたしは子供の時から、誰かのホワイトだったときがあるか、と怖くなりました。大学入ったとき、何人かとサークル巡りしたけど、私だけ新歓の連絡なかったなぁ、とか思い出してしまいました…。
ダメダメだなぁ、と思いますが、
生きることを楽しむために、もっと自分の思いを大切することから始めようと思いました。
諦めちゃダメだ。
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面白かったでござる
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思索
自己啓発 -
『会社とは社会と自分とを繋ぐヘソの緒のようなものだ』
これはフリーター時代に自分が吹けば飛ぶようなちっぽけな存在なんだなと感じたことがあるし、よく分かる。
フリーで働いていた時も帰属しているクライアント会社(名刺を持たせてもらってた)から安心感があったし。
『人には行く場所と帰る場所が必要だ」