祝福

著者 :
  • 河出書房新社
3.17
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本棚登録 : 403
レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309020136

感想・レビュー・書評

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  • すべてそうではないのだろうけど、全篇スピンオフのようなささやかさ。
    「十時間」の異様な光景。

  • 女性が主人公ということになかなか気づかず「?」となる作品がある。面白いんだけどね。

  • 10篇の短編集。どこかでありそうでなさそうな日常を切り取った10篇。『ジャージの二人』のスピンオフ「ジャージの一人」が収録されている。どれもこれも印象が薄くてあまり何も残らない感じ。長嶋有、何冊か読んだけどこの人の持ち味はこのゆるさ加減なのだろうか。2012/170

  • よく分からなかったが 私は長嶋有さん好きです。

  • 表立ってなくていい。裏側でひそひそこそこそ幸せでいたい。
    物足りなさも、ままならなさも、感情の起伏も、あるのだけれど
    芯があたたかい物語たち。
    いわなくてもいいことを、いえる相手がいるって、いい。

  • 図書館にて。
    同じタイミングで借りた白岩玄「愛について」の後ろについていた同じ出版社の本の紹介のページに、「女ごころを書いたら女子以上。ダメ男を書いたら日本一!女主人公5人VS男主人公5人で贈る、長島有”ひとり紅白歌合戦”。」などとテンション高く書かれていたので、試しに借りてみた。
    案の定そんなにテンションの高い本ではなく…。
    (この紹介文を書いた編集者のセンスを疑うが、結果的にその文章のせいでこの本を借りたので、してやられたというところか)
    力が抜けた会話が好き。
    微妙に懐かしいテレビ番組やミュージシャンが出てくるのも厭味じゃない。
    最初はどうにもうざくて暑苦しかった「海の男」、読み終わったら結構好きになっていた。

  • ゆるゆる短編集。

    特に大きな何かが起こるでもなく、ゆるりと読める話ばかり。
    十時間の姉妹はどうなったんだろうかってのだけ最後気になった。

  • 何気ない日常の一コマを切り取り、とりとめのない思いを言葉にすると、小説になりうるのだと新鮮に感じた。その独白の中にある剥き出しの『自分』が、人間の本質を表わしているのかもしれない。

  • 特になにかがあるわけでもなく、ただただとあるひとたちの日常が描かれている。そのゆるっとした雰囲気が心地よくも思えるし、物足りないなあとも思えてしまう。今回わたしは後者だったわけだけども、読んでいるときの精神の状態によって受け取り方がちがうのかもしれない。
    ただなにげない文章でも、くすっと笑えてしまうものがあったり、心の奥底をひやりとさせてくるものがあったり、そこのところはとても魅力的だと思った。
    すごくおもしろいかといわれると微妙なのだけど、時期を見てもう1度読んでみたい。

    (208P)

  • 休日の午後、星野源などBGMにのんびりと読むのに最適。

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著者プロフィール

長嶋有
一九七二年生まれ。二〇〇一年「サイドカーに犬」で文學界新人賞、翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、〇七年の『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞を受賞し、〇八年には『ジャージの二人』が映画化された。一六年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。その他の小説に『パラレル』『泣かない女はいない』『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『愛のようだ』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』、コミック作品に『フキンシンちゃん』、エッセイ集に『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』等がある。

「2019年 『三の隣は五号室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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