戦力外捜査官 姫デカ・海月千波

著者 :
  • 河出書房新社
3.49
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本棚登録 : 434
レビュー : 77
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309021324

作品紹介・あらすじ

警視庁捜査一課配属たった2日で戦力外通告!?
連続放火、女子大生殺人、消えた大量の毒ガス兵器・・・
ドジっ娘メガネ美少女警部とお守役の若手エース・設楽は無事に事件を解決できるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 天然? 計算? 少年たちを注意して転ばされ、火事が起きれば気にも登る、署内で迷子になり、運転は怪しい……ちびっこ、美少女、お嬢様のキャリア警部。割と普通な巡査・設楽の周りには割と個性豊かな面々。言いかけで止められて終わるたとえ話が気になります。でも、きっと何を言いたいのかわかんないんだろうなぁ。笑。
    一方で、エスカレートする放火事件、女子大生殺人、過去の少女殺害事件。繋がってゆく事件と事件、事件には人間関係がある。そんな刑事小説的な側面もあり。
    高校生、動物園の次は警察とは。思いもしなかった。

  • カラフルで可愛らしい表紙とは裏腹に本編はなかなかにシビアな展開をします。

    実際に日本で起こった重大事件を思い起こさせる内容も書かれているので、
    空想の話と現実が行ったり来たりしています。

    それにしても、いかにも年下で眼鏡な可愛い女のコに
    「わたしがお守りします」なんて言われちゃったら、
    誰でもズキューンってくると思うんですよ。

  • ちょいとお久しぶりのライトミステリー…。

    本作品のコンビは、
    ド天然だけど秀才な美少女系のキャリア上司と、
    その上司に振り回される現場叩き上げのM男くん。

    上司の海月警部は、とてもキュートな天然ぷりと、
    外見に見合わなぃするどい推理力がよかったけど、
    相方の設楽巡査も、なかなかにナイスガイ…。

    なるほろ~、どぅやらキャラ設定で大切なのは、
    Mを、どれだけ魅力的なキャラにできるかだな~。
    相方の方は、元々色物なキャラ設定だからね~。

    本作品では、ストーリーもよく練られていたし、
    その分、謎解き(トリック)はふつぅだったけど、
    もろもろカチッとはまっていて、面白かったよん。

    途中で読み止まらずに、一気読みになりますた…。

  • ブクログのゲラ本企画でいただいた一冊。

    この方の小説を読んだのは初めて。
    王道だけど個性的なキャラクターたちとともに、コミカルに話が進むので、最初は、さらっと読めそうだな~程度にしか思っていなかったのですが、途中から話が二転三転!
    えっ!ええっ!?となりながら、あっという間に読破してしまいました。

    かわいらしいカバー&タイトルのくせに・・・やられた・・・!

  • 学生にしか見えないお嬢さん・海月と組んで
    捜査にあたる事になった設楽。

    典型的な犯行と思われた連続放火事件が
    思わぬ展開を見せる。


    タイトル・キャラ立て・表紙から受ける印象と
    作中で関連する事件の悲惨さにギャップが。
    ジャケ買いして困惑する人もいるかも?

    似鳥作品のお約束とも言える“ネタ”は
    今回控えめだったかな。


    海月のたとえ話は、最後まで語らせない事が
    多かったせいもあるだろうが、最初の以外は
    イマイチ腑に落ちきらなかった。
    私の読解力が低いだけかも知れないけど。

  • ゲラ本が当選したので読ませていただきました。
    キャラクターたちはまあ、"よくある"王道設定ですが、話は二転三転四転五転…。最後まで犯人が読めません。きちんと話組んでるなあって思います。越前さんがやり手でよかったですねー。
    新犯人になるまで、どうにもしっくり来なかったのですが、まあ一番わかりやすい原因はそういうことだろう、という部分に落ち着くので、わかりやすいけど、すっきりします。

    主人公の海月がドジッ娘のどたばた~を想像したのですが、思っていた以上に真面目なシーンが多かったように思えて、逆にそこが残念。最後の最後とか、ここぞというときにこそキリッとしたものがあればよかったなあと思います。ややこしい説明をする設定とか、もっとやってもよかった、もったいないなあと思う部分でした。

  • 戦力外捜査官シリーズ 第1弾

    警視庁捜査一課火災犯捜査第二係に配属されてきた姫デカ・海月千波。

    その面倒見役にされた設楽恭介。

    連続放火事件の捜査本部に投入された二人だったが、海月は捜査方針に異を唱え、幹部の怒りを買い、設楽と遊軍に回されてしまう。

    しかし海月の見立てが、7年前の少女殺害事件の端緒を掴み、事件は大きく動いていく。

    そして海月が投入された本当の目的が明らかにされていく。


    結構、舞台は壮大です。

    もう少し詳しく書いてほしいところですが、詳しく書くと500Pじゃ収まらないかも。

    次作も読んでみようと思います。

  • 海月警部と設楽巡査という何ともユーモラスなコンビ。脇を固めるのも何とも個性豊かな愛すべきキャラクタたち。TVドラマ化された本だと聞いて何となく手に取ってみたがなかなか楽しく読めた。

  • ドラマ化された作品。
    ドジっ子警部とお守役の刑事のコンビが事件を解決。

  • 今回の読書ブームのきっかけになった、「パティシエの秘密推理」が面白かったので、早速図書館でリクエストしてみた。
    ほんまは「理由あって冬に出る」を、読みたかったのだけど、残念ながら蔵書なし・・・。

    後で聞いたけど、この本もドラマ化されたんやってね。
    全然知らんかったけど、確かにドラマ化にはいいかも!
    見せ場も多いし、展開もいいし、キャラも演じやすそう! 事件としてはわかりやすいのにこれだけのボリュームを最後まで飽きずに読めました!

    欲を言えば、
    「犯人、そこォ!?」
    と、思わなくもないけど(笑)、この手のミステリ(?)は、犯人がどうとかよりも事件を追う経緯のほうが見せ場やと思うので、べつにいいです。
    犯人が誰なのかがあまり気にならずに読み進める刑事もの小説って、逆にすごいな(笑)!

    そもそも、設楽くんのツッコミがいいねー。
    会話が面白いなあ。面白さを追求しすぎるとネタがひつこすぎることもあるのに、著者はそのあたりの匙加減が非常にいいです。
    いいんやけど、あとがきを読むのはめっちゃ苦労しました(笑)。
    やっぱり作中くらいのネタとノリがいいみたいです。どうもすいません。

    でも、ぜひ、このシリーズも続きを読みたい(・・・が、果たして図書館にあるかどうか・・・)。

    タイトルだけで検索とリクエストをかけたので、いざ手元に届いたら予想以上にポップな表紙でびっくりした。
    今風? な画風の表紙やったのだけど、作中では設楽くんはほぼ左手を吊っていたはずなのになあと思った(笑。ものすごいどうでもいい)。

    あと、名前が頭に入りにくくて、何度も振り仮名を捜したり(初登場のときは振り仮名をうってくれてるので)、地名が読めずに苦労した・・・。
    (もうそこは私の知識のなさ所以で)

    「日比谷」なら読めるよ。「ひびや」やろう。
    ほしたら「霞門」はどうなの!?

    「え? カスミモン? あれ??」
    ってなっちゃうのね。辞書ひけってね、辞書。ほんますいません。イヤせやけど地名って難しいやろ!!
    ついこないだまで「谷中」を「タニナカ」って読んでましたから!!
    だってこちとら、「三田」は「サンダ」な関西人ですから!!!

    (号泣) なんで

    ・・・で、結局「霞門」はなんなんやろう・・・。

    そして何が一番衝撃的かって、著者のほうが私より年下やったという事実・・・・・・・・・・・・・・・。
    ま、そりゃそうだよね、平成生まれの作家さんだってもう珍しくないんやから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

    (2015.04.02)

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著者プロフィール

似鳥 鶏(にたどり けい)
1981年生まれ、千葉県出身の小説家・推理作家。男性。千葉大学教育学部卒業。北海道大学法科大学院在学中の2006年、『理由(わけ)あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、2007年に同作品で小説家デビュー。
2012年の『戦力外捜査官』が代表作。本作はシリーズ化し、武井咲主演でドラマ化された。

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