- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309021324
作品紹介・あらすじ
警視庁捜査一課配属たった2日で戦力外通告!?
連続放火、女子大生殺人、消えた大量の毒ガス兵器・・・
ドジっ娘メガネ美少女警部とお守役の若手エース・設楽は無事に事件を解決できるのか?
感想・レビュー・書評
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カラフルで可愛らしい表紙とは裏腹に本編はなかなかにシビアな展開をします。
実際に日本で起こった重大事件を思い起こさせる内容も書かれているので、
空想の話と現実が行ったり来たりしています。
それにしても、いかにも年下で眼鏡な可愛い女のコに
「わたしがお守りします」なんて言われちゃったら、
誰でもズキューンってくると思うんですよ。 -
ちょいとお久しぶりのライトミステリー…。
本作品のコンビは、
ド天然だけど秀才な美少女系のキャリア上司と、
その上司に振り回される現場叩き上げのM男くん。
上司の海月警部は、とてもキュートな天然ぷりと、
外見に見合わなぃするどい推理力がよかったけど、
相方の設楽巡査も、なかなかにナイスガイ…。
なるほろ~、どぅやらキャラ設定で大切なのは、
Mを、どれだけ魅力的なキャラにできるかだな~。
相方の方は、元々色物なキャラ設定だからね~。
本作品では、ストーリーもよく練られていたし、
その分、謎解き(トリック)はふつぅだったけど、
もろもろカチッとはまっていて、面白かったよん。
途中で読み止まらずに、一気読みになりますた…。 -
ブクログのゲラ本企画でいただいた一冊。
この方の小説を読んだのは初めて。
王道だけど個性的なキャラクターたちとともに、コミカルに話が進むので、最初は、さらっと読めそうだな~程度にしか思っていなかったのですが、途中から話が二転三転!
えっ!ええっ!?となりながら、あっという間に読破してしまいました。
かわいらしいカバー&タイトルのくせに・・・やられた・・・! -
学生にしか見えないお嬢さん・海月と組んで
捜査にあたる事になった設楽。
典型的な犯行と思われた連続放火事件が
思わぬ展開を見せる。
タイトル・キャラ立て・表紙から受ける印象と
作中で関連する事件の悲惨さにギャップが。
ジャケ買いして困惑する人もいるかも?
似鳥作品のお約束とも言える“ネタ”は
今回控えめだったかな。
海月のたとえ話は、最後まで語らせない事が
多かったせいもあるだろうが、最初の以外は
イマイチ腑に落ちきらなかった。
私の読解力が低いだけかも知れないけど。 -
海月のドジっ娘ぶりは好みではなかったけど、設楽のキャラクターはけっこう好き。江藤くんも今後いい活躍しそう。
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おもしろかったー。 海月さんがとてもかっこかわいい。 続編を期待してしまう。 軽い雰囲気で読みやすい割に、謎解き部分も充実したかんじでとても楽しかった。 そして相変わらずあとがきがイイ
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似鳥鶏の3冊目はシリーズもの。前に読んだ2冊より説明が多いというか文字が多い印象。意外とストレートアヘッドな作品でした。本作はシリーズのイントロ的な話で次巻からが本編という感じですかね。とりあえず次も読んでみます。
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戦力外捜査官シリーズ 第1弾
警視庁捜査一課火災犯捜査第二係に配属されてきた姫デカ・海月千波。
その面倒見役にされた設楽恭介。
連続放火事件の捜査本部に投入された二人だったが、海月は捜査方針に異を唱え、幹部の怒りを買い、設楽と遊軍に回されてしまう。
しかし海月の見立てが、7年前の少女殺害事件の端緒を掴み、事件は大きく動いていく。
そして海月が投入された本当の目的が明らかにされていく。
結構、舞台は壮大です。
もう少し詳しく書いてほしいところですが、詳しく書くと500Pじゃ収まらないかも。
次作も読んでみようと思います。