わたしは妊婦

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 144
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309021782

作品紹介・あらすじ

落ちこぼれ妊婦の痛快な反撃。妊婦さんって言われてもわたしは"私"なのに。

感想・レビュー・書評

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  • 2013.8.3読了。
    雑誌で見て、気になって。
    妊婦にはなったことないけど、期待があまりにも大きすぎたり、理想を押しつけられると辛いのかなと思った。
    一年の9割、お腹の中で新しい命を育むってどれだけのストレスがかかるのだろう?
    まだ、未知の領域。

  • 文学

  • 親切なそぶりで自分勝手なまわりの描写にはぐつぐつ引き込まれたけど、最後、甘くない?これじゃ「作者はやっぱり男性だね~」っていう甘えに読めちゃわない?

    その流れで読む「ベランダ渡り」も無責任さの話だ。自分がしたいことをするとき、だれかを傷つけている可能性があること。

  • 登場人物の誰もがネチネチ嫌らしい。その最たる主人公がどこまでもネガティブで、読んでいて苛々した。

  • 他人を気遣うふりして自慢してくる子、いるよね。

  • そうとう呑気な妊婦だった自分の妊婦時代を思い出しながら読んでみた。ちょっとした事でナーバスになりがちな時期。
    しかしここまでブラックにはならなかったな。旦那さんがかなり気の毒。

  • 妊婦だから不安定、というわけではなく妊娠によってあらわになった夫婦間の歪がえぐく描かれているお話。
    ママ友になりたがっている旧友へのイラつきとかも、なんか家庭板にありそうな黒さ!

  • 妊婦になった主人公が、旦那に向ける不安と
    妊娠した事による不安をぶちまけている。

    マタニティーブルーと言えばそれで終了ですが
    なんかこう…暗くなるような内容でした。
    初めての妊娠・出産です。
    怖いですし未知の世界ですし、色々考えてしまいます。
    周囲に何を言われようとも、出産するのは自分。
    どうしようと思いますし、まったく違う方向で
    考えを察してくれない夫にも腹が立ちます。

    とはいえ…暗い。
    救いはどこにあるのか、と聞きたくなるような。
    せめて最後に旦那さんが何か察してくれれば
    もうちょっとこう…読後感がよかったかも。

    もうひとつ、短編が入っていました。
    近所の子供との交流、かと思ったら…。
    これもまた、読後感が微妙。
    彼女の言い分は正論のようで
    まったく主人公の心情を考えてませんし。
    大事な猫と近所の子供は、まったく別分類です。

  • 表題作に心ひかれて。
    恋愛・結婚・出産関連の、ふわふわした甘ったるい感じに少し違和感を感じる、ひねくれ者の私としては、主人公に共感。

    収録作品:わたしは妊婦 ベランダ渡り

  • 描写が妙にリアル。。背筋がひんやりするほどにリアルな人間の心の描写があって、すごく納得というかわかるなーと思って、勉強にもなった。妊娠するって、赤ちゃんを産むって、本当にすごいんだなぁ。。

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著者プロフィール

大森兄弟

兄は1975年、弟は76年、ともに愛知県生まれ。2009年『犬はいつも足元にいて』で文藝賞を受賞し、兄弟ユニット作家としてデビュー。同作が芥川賞候補になる。著書に『まことの人々』『わたしは妊婦』などがある。

「2019年 『ウナノハテノガタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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