- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309021782
感想・レビュー・書評
-
初めての大森兄弟。
んと、要するにマタニティブルーに陥った妊婦さんの心の揺れを描いたんだと思うけど、物語としての落とし所があまりにも弱いため、ただ、『妊娠中の女性は不安なんだよ』っていうだけのお話になってる。
小説としてではなく、エッセイとして捉えた方が良いのかな?いづれにしても、最後にストンとくるものがあれば良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他人を気遣うふりして自慢してくる子、いるよね。
-
妊婦になった主人公が、旦那に向ける不安と
妊娠した事による不安をぶちまけている。
マタニティーブルーと言えばそれで終了ですが
なんかこう…暗くなるような内容でした。
初めての妊娠・出産です。
怖いですし未知の世界ですし、色々考えてしまいます。
周囲に何を言われようとも、出産するのは自分。
どうしようと思いますし、まったく違う方向で
考えを察してくれない夫にも腹が立ちます。
とはいえ…暗い。
救いはどこにあるのか、と聞きたくなるような。
せめて最後に旦那さんが何か察してくれれば
もうちょっとこう…読後感がよかったかも。
もうひとつ、短編が入っていました。
近所の子供との交流、かと思ったら…。
これもまた、読後感が微妙。
彼女の言い分は正論のようで
まったく主人公の心情を考えてませんし。
大事な猫と近所の子供は、まったく別分類です。 -
私は妊娠3ヶ月。「きみだけの体じゃない」「妊婦さんなんだから」って言われるけど、急に生活や性格は変えられない! 落ちこぼれ妊婦の痛快な反撃を描く。短編「ベランダ渡り」収録。