- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309022307
感想・レビュー・書評
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パロディとか物真似とかが大好きだから、
こんな感じの本を見かけるとつい買っちゃうんだな。
色んなテレビ番組を妄想ノベライズ、と帯にある。
自宅にテレビが無く最近の番組には
とんと疎い私でも、知っている番組ばかり。
(「笑っていいとも!」や「なんでも鑑定団」など)
読んでいる間は面白かった様な気がするんだけれど、
読み終わってしばらくたった今、
あんまりよく覚えていない。
最後の方の「笑点」シリーズは冗長でつまらなかった。
これは、あくまで私の好みの問題なのではありますが、
物真似とかパロディにお洒落な雰囲気とか
要らないのよね。
もっと泥臭くさぁ、思いっきり憑依されて行こ!
(理想形は清水ミチコさんや松村邦洋さん)
関係ないけれど先日弟と「スクールウォーズ」の話をしていて、
私が「松村さんと会ったらこの話をしたい」と言ったのを
弟は松村雄基さんだと思って、
噛み合うようで噛み合わないまま
(歯車だったらガッコンガッコン言っていたと思う!)
暫く会話を続けてしまった!
そして弟に「真面目に(スクールウォーズに)向き合っていない」
と言うようなことを言われ叱られた。
私、「スクールウォーズ」、
八割方ギャグって言うかそんな気持ちで観ていたんだけど
いけなかったかな。
同じような気持ちで「ガラスの仮面」も読んでいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笑っていいとも、新婚さんいらっしゃい、笑点などの番組から
「志村、うしろ!!」、井森ダンス、発毛コンテストなどまで
テレビの中のありとあらゆることをノベライズ。
この発想、いや妄想力だけでも星5つだが
ちゃんと読み物としても成立してるのがまた凄い。
テレビっ子必読!
【図書館・初読・5/2読了】 -
すごい想像力&創造力。
フィクションとわかっていても、
情景がくっきり浮かんだ。
おもしろい試み。 -
3/8
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仮装大賞から笑っていいとも、はたまたジャパネットたかたや笑点まで。テレビでの些細な出来事や番組のお約束などなどを時には壮大に、そして時にはくだらなく、よくぞここまでまとめたものである。こんな才能、なかなか持ちえるものではないと思う。ヨネスケの回が個人的にはツボ。どれも秀作。天才的だ。
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やっぱりこの人は天才だ。
TV番組、その1コーナー、CM…あらゆる”テレビジョン”を妄想全開でノベライズ。
その妄想ぶりが半端じゃない。
時に登場人物の心象風景まで読み尽くし(妄想で)、その葛藤までをも生々しく描き出す。
中には、妄想全開しすぎて世界の果てを越えてしまっているものも。
いい。とにかく、いい。
これを読んでから、それぞれの番組、CMを見ると今までと違ってみられる。勝手な妄想なんだけど。 -
くだらねー!とゲラゲラ笑える。
電車の中では要注意である。 -
「ワラパッパ」(http://warapappa.jp/)でもいくつか読んでたけど、やっぱ面白い。天久聖一、やはり掛け値なしの天才エンターテイナーである。
偶然か必然か知らんが、文枝・歌丸・圓楽・木久扇など「師匠」筋の話がビシビシ響いた。 -
これぞ天久さんの真骨頂! とことん真面目にくだらなくて、読みながらつい顔がほころんでしまう。よくここまで妄想が膨らむものだ。徹底したパロディ具合は、清水義範さんのパステーシュ小説を彷彿とさせる。テレビを題材にしたものだけに、元ネタを知らないと魅力半減だけど。
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こんなにおもしろかったのに、まだレビューがないことに驚き。
この本は、南キャンの山ちゃんがTwitterで今読んでますと報告していたもので、おもしろそうだったので真似して買ってみました。
天久さんが、いろんなテレビ番組やCMを、勝手に妄想してノベライズする、という内容。
笑っていいともや笑点、アリさんマークの引越社、タウンページなどホントに様々。
なんというか、この人の「妄想力」に度肝をぬかれます。
「この番組(CM)で、ここまで妄想した!」とビックリするばかり。
笑えるものから、中には哀愁漂ってしみじみしちゃうのもあったり、でもよくよく考えるとこれってこの人の妄想なんだよね…なんてハッとしたり。
とりあえず、この本を読むと、懐かしの「孫」が聞きたくなり、井森美幸さんのダンスが見たくなり、笑点をもう一度改めて見たくなります。